【現地発】イタリアが「コロナ禍から脱却」できた理由
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イタリアは、先週だと毎日の新規感染者確認は300人程度、毎日の死者は10人程度、が平均です。もはや毎日の新規感染者確認が7万人、毎日の死者が1400人を超えた米国から見ると、イタリアの現状は「脱却」であり、「模範国」といえるのでしょう。
世界的に見れば、最も感染の抑え込みに成功しているのは、間違いなく台湾とベトナムです。米国、少なくともニューヨーク・タイムズから見ると、台湾やベトナムを「模範」と仰ぐことは受け入れがたいのでしょう。台湾やベトナムの措置は、一時的であれ隔離や閉鎖、そして接触者の追跡によるプライバシーの侵害、といった強力な人権の制限を基本にしており、実際、米国社会で実行するのは無理でしょう。
米国から見て、模倣することがまだしも可能に見えるのが、イタリア、ということなのでしょう。イタリアは、毎日の新規感染者確認が6000人、毎日の死者が800人に達した5月後半と比べると、入院者も非常に減りました。5月後半の状況は、イタリアの医療のキャパシティを完全に越えており、ロシアや中国、キューバからまで医師を派遣されて支援される有様でした(ドイツやフランスからの支援がごくわずかだったことは、イタリアでは忘れられないでしょう)。
イタリアの現状は、日本の経験から見ても、再び増加に転じる可能性が無いといえるものではなく、「脱却」したというのは楽観的に過ぎるように見えます。良記事。各国の感染者数ばかりでネガティブな報道ばかり、回復状況もマスメディア中心に取り上げてほしい。ベトナムが先月まで死者ゼロ?だったこともどこも報道していない。今の武漢についてのドキュメンタリー動画があるので見てない人はオススメです。
再生2000万回以上、日本人監督が撮った“武漢の今”に多くの中国人が感動…そこに描かれているものとは
https://www.fnn.jp/articles/-/58153
合わせて観光で感じていることもnoteにまとめました
https://note.com/ynakanishi/n/n4a78cecb6a8910月まで緊急事態宣言中のイタリアがコロナ禍から脱却できたといえるのか、少し疑問ではありますが、感染者数は確かに以前とは比べ物にならないくらい減っているようです。日本は逆に緊急事態宣言以前より、感染者数は増えている。
学ぶとすれば、やはり今も緊急事態宣言と同じ行動を取るということでしょうか。イタリアでは国民の結束力が強まったとありますが、日本も結束力を強め、お互いに支え合いながら守りを固めることが大切ですね。