携帯番号100億個追加 5G時代、IoT基盤を整備
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いよいよ「5G時代」の本格到来。「5G」はこれまでの携帯の進化とはまったく次元が違うバージョンアップと理解しています。情報社会の到来は、これからが本番です。革命といえる動きがこれから目に見える形で出てくるでしょう。
注目のコメント
総務省は従来よりも低消費電力、広いサービスエリア、低コストを可能とする無線通信システムの『LPWA(Low Power Wide Area)』を5G普及という大義名分のもと推進しています。
このLPWAは大きく既存と新規で分けることができ、携帯電話会社のシステムを使用する『既存の携帯電話の帯域』だと、KDDIさんはLTE-Mという形式を、SBさんはNB-IoTという形式でドンドン普及を狙っています。
そんな通信会社さんのバックアップを総務省はしますよー、という記事。
それよりもLPWAには新規で出てきた『SIGFOX』や『LoRa』等の無線通信システムもあり、国内コンビニのポイントカードのように各無線通信システムが乱立している状態です。このレッドオーシャン戦略が5Gの普及、更にはIoTの普及を推進する力になれば良いが、ユーザービリティを考慮すると、いずれはどこかのシステムに集約されるか、各システムが連携し合うエコシステムを構築していくべきだと思います。これは良い動き。電気通信には相互接続性が不可欠であり、そうでないとドコモからauには電話がかけられないというようなことが起こる。電話番号は国際機関であるITUによって管理されており(国際電話を考えてみてほしい)、それが最大14桁。
IoTでは電話番号が必須なものとそうでないものに分かれる。数を必要とするセンサー系はほぼ後者であり、LoRa/SIGFOX/Wi-SUNなどのローカルネットワークで賄う。このデータを集めて携帯無線網で送信するルーター部分のみSIMの入った機器を使う。
IPアドレス(v4)が今でも完全に枯渇してないのは、NATルーター等により会社内などがプライベートアドレスになったことが大きい。同じようなイメージ。
車載や国をまたいで必要なサービス(例えば荷物の追跡タグ等)は、引き続き電話番号が必須になるだろう。
追記)
「なんで電話番号いるの?」というコメントが多いですが、IoTでの重要な機能に「遠隔からIoT機器を起動する」というのがあります。電池を長持ちさせるために普段はスリープ状態で待機させ、データが必要なときにだけ遠隔からコマンドを送って起動させます。これはIPネットワークでは難しく、音声網を利用するSMSによりコマンド送信します。「IPアドレスではなくなぜ今更電話番号を作るの?」と思ったら同様の指摘が多数あって安心(?)しました。
Web予約なのになぜか「行列」を作った五輪チケット販売サイトと同様の匂いがします。
https://newspicks.com/news/3879052