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良い兆候ですね。
こうじゃないと産業構造なんて簡単に変わらない。
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これは肌感覚でも同じ事を感じています。3年前までは大企業に給与で競り負ける事があったけど、今は大企業よりも未上場のスタートアップと競いあう事の方が多い。勿論、それを後押ししているのが、VCによる豊富な資金。
因みに上場までの僕の給与は確かこんな感じ。勿論これに加えて株式がある。①-②の創業〜立上期が大変で、スタートアップの裾野が広がらない大きな要因の1つがここにあると感じてました。それがVC経由で豊富に資金がスタートアップに流れるようになった事で、この創業期の給与を大幅に上げれるようになった事は日本にスタートアップ産業を根付かせる上でとても意義が大きかったと感じています。

① 2008年ー2009年 売上0円 年収240万円
② 2010年ー 2012年 売上1ー5億円 年収360-500万円
③ 2013年ー 2014年 売上5-10億円 年収1000-1200万円
④ 2014年ー 2015年 売上10ー20億円 年収1300-1500万円

ただ、何より大切なのは給与と評価システムの設計で、「会社が成長する事で自分の給与もあがる=Growth Together 」の仕組みが会社全体としてしっかり設計され、全員が未来に希望を持てる状態を作る事の方が大切だなと感じます。そのためにも社長の給与を含めて常に仕組みがガラス張りになっている事も大切。私達も稲垣を中心に頭を悩ましながら作った仕組みがあるので、そういうスタディこそ、スタートアップ同士で共有する意義があるなと感じます。という事で興味ある方は稲垣に繋ぎますので連絡下さい〜。(FB経由で!)

追記
因みに給与が低い事が美徳になりやすい文化も変えて行くべきだなと思っています。我々の場合も今から振り返ると(資金調達が今のように出来なかった時代でも)②と④の後半はもっと給与を上げるべきだったなと。ただ給与を上げる為にも常に堂々と社員や株主に説明出来る事が大切で、だからこそ給与や仕組みを出来る限りオープンにする事が重要ですよね。給与をオープンにしたくないというのは、どこかに後ろめたさがある表れかもしれないと考えると自分への良きディスプリンになります。
この記事の結果が示すのは、以下のことだと思います。

・企業は優秀な人に、十分な対価を支払っていない
・優秀な人はスタートアップに転職すると、価値にふさわしい収入を得られる

つまり、優秀な人(価値を生み出せる人)は、企業にいるより、スタートアップで頑張った方が、価値にふさわしい収入を得られるということです。

ちなみに、これは日本の傾向で、米国では、こうならないように、企業側が、価値にふさわしい対価(収入)になるよう努力しています。
額面として見える年収だけ意識しても仕方ないのでは。大企業にもスタートアップにも大勢友達がいますが、収入以外の条件が違いすぎます。それぞれのメリットをざっくり書くと以下のような感じです。(ざっくりです、ざっくり)

<大企業>
勤務時間が短い、残業代が出る、福利厚生が充実、休みやすい、待てば大抵出世できる、

<スタートアップ>
とにかく経験値を積める、無駄な仕事が少ない、責任の大きな仕事が出来る、頑張らないと出世できないがしたら大きい、

収入という定量的な指標に惑わされず、他の条件を熟考して適している企業を選べばよいだけです。どちらが正解とか不正解とかないです。
スタートアップと既存の大企業の報酬面の違いは
単なるフローだけではない。
スタートアップの中核人材となれば、株式保有や
ストックオプション付与などの可能性もある。
会社がユニコーンになったり上場すれば億円単位
の資産を持つことになる。これは、一流とはいえ
もう上がってしまった会社にあとから入るのとは
まったく違う世界。
もちろん、成長するスタートアップにぶらさがろう
とする下心はすぐに見破られる。
そういう輩が最近は少なくないが、
世の中は、甘くないのだ。
大手人材紹介会社を経由してスタートアップに転職した人の平均給与と、上場企業の全社員の平均給与を比較して、スタートアップの方が給与が高いという結論を出しているようですが、これは果たしてフェアな比較と言えるのでしょうか?

転職する人は高いスキルや経験を持っているケースが多そうですし、なかでも企業の側が人材紹介会社に35%もの紹介料を払ってまで採用したい人材は、その傾向がさらに高くなります。

(1)スタートアップの社員全体の平均給与と、大企業の社員全体の平均給与を比較する

(2)スタートアップの母集団を転職者に限定するならば、同じく大企業も転職者に限定する(できれば同じ大手人材紹介会社を経由しての転職に揃える)

など、「スタートアップ」「大企業」以外の属性を揃えて比較しないと、結論は出せないのではないでしょうか?
スタートアップは、IT企業が多いと思う。無形のサービスなので、原価はほとんどかからないし、費用に占める人件費比率が高い。また、成功すれば利益率も高めなので、一層給与も高めやすい。
逆に、給与にあまり差がない伝統的企業は、エンジニア採用で厳しくなっていくと思う。新しい技術を使って新しいサービスを作ることはやはり楽しいことだと思うし、個々人のスキルという点でも伸びている技術を業務で使っていることは転職しやすさにつながるので、長期のキャリア構築でも有利になりやすい。
そしてテクノロジーの力は生産性を高める。新しい技術を使っているサービスの方が、同じことを提供するのでも早く開発しやすい(だから新しい技術が登場する)。そうすると、新規参入者の方がむしろ早くに黒字転換したり、利益を上げやすくなり、再投資にもつながる。
こういうサイクルが回っている。だからテクノロジーは面白いし、世界を変えていくと思う。

もちろん、今はファイナンシングして赤字で給与を出しているところもあるだろうし、また淘汰も起こっていく。でもマクロ的に上のような状況があるから、新興企業が元気だし、成長をしているし、人材も昔よりはるかに吸引していると思う。
大企業との競争よりも、スタートアップの間での競争が水準の向上に貢献していると感じています。未だ需給逼迫であり、特に仕事を動かせる、事業を前に進めれる人材は、その他の条件とも合わせて高待遇に徐々に引き上がっているように思います。
同時に、SOよりもキャッシュで報いるような形も増えつつあるように感じます。実効性もさもあり、配布に見合う効果が確認しずらいと感じる経営者も増えており、であればキャッシュの厚みで貢献する方が長期的には望ましいとの声もあるかと。
何より、足元の調達環境も貢献している可能性があります。大型調達を最大限に活用して成長をドライブするために、買収と同じ論理で時間をお金で買っているイメージです。これはドイツのロケットインターネットやシリコンバレーの成長の方程式でもあり、日本でもソシャゲ企業が先鞭をつけたと理解しています。
結果として、スタートアップの報酬水準は高く、また比較的規模の大きなスタートアップでは人事制度や福利厚生も大企業に肩を並べる以上の企業が増えています。
おりしも多くの大企業が40代以上の肩を無慈悲に叩く中、リスクを取らないことのリスクが顕在化し、逆に計算されたリスクを丹念に重ねる生き方の面白さと便益が、さらに評価される時代となりつつあります。
大企業に代表される従来の日本企業は元々、雇用の安定や帰属する安心感、福利厚生と言った給与プラスアルファの部分をウリにしていたが、時代が変わりこの辺りのインセンティブも怪しくなった。
大企業でも倒産するし、雇用調整もする。
自社の福利厚生施設は若い社員には見向きもされず、都会にいる限り食いっぱぐれも無く会社への帰属意識も薄い。


となれば、思いっきり身軽になり、各種手当も廃止して、単純に「給与を出来るだけ払うから、後は自分の裁量でどうぞ」方式を目指す事になる。

スタートアップは身軽な分、これに近いのでしょうね。
加えて、製造業比ではコストに占める人件費(=給与)比率が高い、IT系企業も多いだろうし、産業構造が変わりつつあるのでしょう。

大きくなっても、旧来の大企業の価値観は取り入れて欲しくない。
年収の高さもそうだけど、スタートアップは裁量権が大きいのが魅力。でも、裁量権の大きさとその人の成長スピードには比例関係がないので、そこんとこは勘違いしないように。
この場合大企業のとるべき策は『優秀なメンバーが引き抜かれないよう市場価値で対価設計』なんでしょうがそれだけでは不十分。
大企業からスタートアップへ、安定を捨てて移るメンバーが皆言う挑戦、機会提供、成長実感。
つまり仕事そのもの、会社そのものの変化であり進化です。