ゼレンスキー氏、G7討議に参加 日米韓首脳と個別会談も
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本日夕刻に予定している記者会見で、ゼレンスキー大統領が世界に対し、どのようなメッセージを発するか注目です。
ロシアによるバフムト攻略の報道が流れていますが、ウクライナでの戦況は厳しい状況が続きます。
ウクライナは今回のG7の場において、欧州同盟国によるF16戦闘機の供与、米による訓練提供を引き出すことができました。F16の提供は、中期的には戦況を改善する可能性はあるとされています。
また、G7が発表した「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」において、「ロシアによる核兵器の使用の威嚇、ましてやロシアによる核兵器のいかなる使用も許されないとの我々の立場を改めて表明」とし、ロシアの核兵器による威嚇を強く批判しています。
その意味では、ウクライナにとってG7は一定の「成果」を生みつつありますが、インドなどグローバルサウスからの理解や協力も含め、少しでも有利な政治環境をつくりたいのがウクライナ側の事情かと想像します。
ウクライナが反抗作戦を政治的にも軍事的にも継続できるように、G7に対しては今後も軍事支援・経済支援を求めつつ、欧州やその他地域に存在する対ロ融和論を抑え、長く続く戦いへの理解と賛意を取り付けたい状況かと想像します。招待国を含めた正午からの全体会合で、ゼレンスキー大統領の隣りがインド首相という席順がよいですね。あらかじめ決まっていたとしても、世界に発信される映像の意味は大きいと思います。インドのモディ首相は、けさ原爆資料館を見学した様子を早速Twitterにあげています。東館で原爆孤児の企画展を見たようです。
ゼレンスキー大統領はインドやブラジルと同じ招待国ではなく、ウクライナセッションにおける証人として呼ばれたという位置づけなんだろうな。個別の会談はウクライナ大統領という位置づけなんだろうけど。