大坂なおみ選手、コーチと解消 高いレベルを目指す選択
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選手がコーチを選ぶ。この感覚は日本にいると、ピンと来ないと思うのですが、当たり前の感覚です。選手が指導者の下ではないことがわかるいい例だと思います。
えっ、なぜ? 大坂選手自身がツイッターで発表したようだが、2人の間で何があったのだろう。大坂選手が全米、全豪とグランドスラムを勝ち得たのは、間違いなくサーシャ・バインコーチの存在が大きかったはず。とりわけ精神面での成長はサーシャ無くしてあり得なかったと言われていただけに、真の理由を知りたい。
テニスが真のプロスポーツと言われる所以は
選手=オーナーという構造にある。
サッカーではどんな偉大な選手も監督や会長の下に属するが
テニスでは選手がコーチを雇いチームを編成する。
テニスでは選手がコーチを切るということが起こる。
かといって、おべっかを言っていればいいわけではない。
全ては結果なのだ。
それほどチームメンバーは常に真剣勝負を強いられる。
選手はコーチ分もトレーナー分も全ての遠征費を負担する。
もちろん高額な契約料も。
収入は基本的には賞金とスポンサー料のみ。
勝つためにいくら投資するかは自分で決める。
勝率をあげるためにスタッフにいくら投資するかの
裏側のマネジメントが勝敗を決するといっても過言ではない。
チームは誰を雇ってもいい。
選手によっては
フィジカルコーチ
メンタルコーチ
フィッティングパートナー
栄養士
ビジネスマネージャー
分析官
恋人?
はたまた気功師など
パフォーマンスをあげるためになる人は全て対象となる。
当然世界一の選手には世界一のスタッフが必要だ。
そこで難しいのがスタッフには世界ランクが存在しないことだ。
いいコーチとは何なのか。
世界一に相応しいマネージャーとは何なのか。
日々自問自答したものだ。
当時、マネージャーをしていた自分の出した答えは
世界一のファンでありつつ世界一のアンチでもある
一番近くにいながらも一番遠くから見る
誰よりも情熱を傾け誰よりも冷静でいる
その状態を内側に保ちながら
時に進化のために必要な苦い薬を
愛のオブラートに包んで処方する薬剤師(のようなもの)。
その世界一を目指していた。