みずほ、頭取交代延期で調整 システム障害対応で異例の事態に
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頭取交代を延期してまでシステム障害の対応をするとは極めて異例。むしろ新しい体制にして隠れている問題を洗い出した方がいいのではないか。
みずほは発足時からシステム統合で躓き、その時の問題の根深さや後遺症がいまだに残っているのかも知れません。
注目のコメント
一連のニュースを追っていて感じるのは、一つ一つは、そんなに騒ぐほどの障害と思えないこと。公表していない障害なんて、自分の銀行にも正直、たくさんある。現に、みずほ銀行の影に隠れて、先週、静岡銀行もATM障害を発生させ、顧客のキャッシュカードは飲み込まれている。全銀協から、システム障害発生時は、速やかに公表せよとのお達しがあったが、これを機に、全金融機関は、大なり小なりシステム障害を全て公表すべきだ。完璧な金融システムなんてこの世に存在しないと、世間に知ってもらうべきだ。障害一つで、社会からこんなにもバッシングを受けるとなると、日本の金融機関のIT刷新は完全に止まってしまう。それは、日本の金融業の発展、ひいては日本経済の発展に対して、明らかにマイナスだと考える。
完全に個人的な見解ですが...
みずほだけの話ではなく、金融機関全般の話をすると、「システム障害の再発防止」って実現可能性があまりにも低いので、出来ないことをあたかも出来るように取り繕うよりも、障害時のリカバリープラン高度化を志向したほうがよいと思っているし、私たち利用者側もそれを受け入れた方がコスト面でもメリットが大きいと思っています。
金融機関側の立場では言えないと思いますが、「100%システム障害が出ないように!」なんて追求する意味がどこまであるのか不思議に思ったりします。
「銀行は絶対にミスしない!」みたいな風潮は古すぎます。「障害は一定数出る」という前提で、損害が出たときの補填を含めて考えていきませんか?「みずほ銀行を巡っては、金融庁が銀行法に基づく報告命令を出し、原因や再発防止策の報告を求めている。藤原氏は再発防止への道筋を付け次第、退任する方針。」
藤原頭取の逃げずに解決してから退任する姿勢は評価できると思います。
責任を取るというのはこういうことだと示しているからです。
しかし、金融庁は命令を出して、報告を求めるだけ。
おそらく役割分担としてはそれで正しいのかもしれませんが、国民が被害を被ったことを考えると銀行とともに再発防止策案を検討し、他行に啓蒙することくらいしてもよいのではないでしょうか。
この手の記事だけでは金融庁が機能発揮しているか疑問を持ってしまいます。