新生ハンズが地方に大量出店? 「王者」カインズの東急ハンズ買収から見える、意外な未来
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ベイシアグループ知らなかった。
ホームセンターや大型ショッピングセンターも群雄割拠ですね。ペット可の所よくいくので、そういうのが増えると消費者にとっては選択肢が増えるので嬉しい。
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ハンズは30年以上前、学生だった頃よく通いました。
みたこともない、プロしか使わないような工具をショーケースの中に見つけては「これかっこいいなあ」とか、思ってました。
そういう意味では昔からショールーム的ではあったのではないかと思いますが、今とは違って「目の前にあるもの」を通販で買えるような時代ではなかったので、入手する場としても働いていたのだと思います。
今でもハンズに行くと一通り工具の類は見て回って、情報を入手しています。ネットでは検索キーがわからないと見れませんが、リアルでは人間の感覚のおかげで珍しいものが目にとまります。
このような「専門性のあるショールーム」としての機能はどこかのお店が持っていて欲しいなとは感じます。以前講演会でDXによる店舗を取り巻く与条件の変化に以下の5項目をあげました。それに基づきハンズを評価。
参考: 【イベントレポート】BAMBOO EXPOシンポジウム「中国の店舗DX化から考えるこれからの商空間」 https://pointedge.work/blog/eventreport-20211126/
1.店舗の品揃えが魅力“とは言えなくなる”
→ロングターム戦略で短期的な利益率よりも品揃えを売りとしていた。
2.店舗のメインとなる目的が買うこと・売ること“ではなくなる”
→ハンズは店員の知識を目的に来店する人が多いが、あくまでも商品購入のためのアシストで切り売りして収益につなげることはできなかった。
3.店舗の大きさが市場への影響力の大きさ“ではなくなる“
→商業施設内に中型店舗を展開するケースも増えたが、都心の大型店が基本でコストがかかった。
4.人通りの多い立地に出店する優位性“が少なくなる”
→大都市一等地を旗艦店にすえる戦略を維持していてコストがかかった。
5.オペレーションによる売り場の規定“が低減される“
→あくまでもオペレーションを担うのは人。デジタルによる効率的なオペレーションを構築できなかった。