東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位
コメント
注目のコメント
こうした多様な生き方、働き方が広まってきているのであれば、それは喜ばしいことですね。
東大の院を出てUターン就職というのは、思いのほか当人の強い思いがないとなかなかできないことだと思います。
私が東大進学を目指した際の最大の動機は、可能な限り、人生の選択肢を広めることにありました。
特定の学歴・出身大学でしかやりにくい仕事というのは厳然と存在します。この点、中卒で騎手を目指し、挫折して無為に過ごしていた自分にとって、東大への進学は人生をリセットし、高学歴の者しか得られない「上側の仕事」へのチケットを得る機会であり、人生の選択肢を広げるチャンスだと思っていたのです。
ところが、入学して気がついたのは、現実には既成概念の中で「上側の仕事」しか、逆に選びづらくなってしまうということです。
これは多分に同級生等のコミュニティ内での同調圧力や周囲の期待感によるものですが、こうした周囲の常識を振り切るのはそう簡単なものではありません。
大学を卒業して10年以上経ちますが、もしも今、旧来の常識的なキャリア観という慣性の力が弱まっており、自身にとってより理想的な生き方を追求しやすい環境に変化しつつあるのであれば、それは大変ポジティブなことだと思います。東大に行くメリットは進路の選択肢の幅が広い事だと思ってます。
東大出て官僚になるのも良し。東大出て大企業に勤めるも良し。
東大出てUターン就職するも良し。東大出てニートになるのも良し。
人生における選択において『正解』は存在しないと思うので、
親世代の意見など鵜呑みにせずあくまで参考程度聞き入れ、
自分軸に従って進路選択すれば全く問題無いと思います。MITやハーバードの学生が就活でNY、SF、ロンドン、パリへ渡り、どの企業でというよりどの都市で働くかを考えていて、東京一択の東大生は勝てないなと感じていたのが20年前。一周回って、地元で家族、就活しない。そのほうが勝ち感があるよな、と感じる今。