ソニーG急落、米MSのソフト会社買収に懸念 ゲーム株は思惑で急伸
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”株式市場では日経平均が500円超の下げとなった一方、スクウェア・エニックス・ホールディングスが4%超、カプコンが6%超、任天堂が1%超と、ゲーム会社の株価が逆行高となった。
市場では「面白そうなゲームソフトを作れる企業が、次の買収対象になるのではないかとの思惑が出ている」(国内運用会社)との声が聞かれた。”
注目のコメント
一番大きいのはActivisionがグループで保有している超大型コンテンツがMS専用になって、PSで遊べなくなること。Call of DutyなどはPSでも超大型コンテンツだったと思いますので、その影響は甚大という思惑は当然でしょう。加えて単純な顧客獲得の競争激化の懸念も重ねてあると思います。
MSによる買収についてはこちらにコメントしています。
https://newspicks.com/news/6588173?ref=index&block=topソニーってゲーム会社だったの?と思わされます。ファイナンスではマーケットのリアクションでM&Aの成功を評価しますが、フランチャイズはすごいにしてもいろいろ問題を抱えたActivisionの巨大M&Aが中長期的に成功するかどうかはまだまだ分からない、むしろいろいろな業界の事例を見れば失敗に終わることも多いと考えた方がいい気もします(だとしたら、ソニーは買い?)。
追加:WSJも「$75billion gamble」と呼んでいます。IPを握ることの重要性がますます増していますね。昨今は家庭用ハードだけでなくモバイルも含めたマルチプラットフォーム展開が基本。逆にIPさえおさえてしまえば、どんどん人目につかせていった方がよい。次の1歩として、ゲーム以外のコンテンツやメディアを手がけることや、そのような企業と組むことも重要になってくるのではないでしょうか。