杉村太蔵 首相らの“給与アップ法案”に「いつだったら許してもらえる?給料上げるタイミングない」

[ 2023年11月5日 11:49 ]

杉村太蔵
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 元衆院議員でタレント杉村太蔵(44)が5日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。臨時国会で提出された閣僚らの給与引き上げ法案「特別職の職員の給与に関する法律」の改正案について言及した。

 出演者の元乃木坂46でタレント・山崎怜奈は「社会保険料が上がるとか、国民の賃金が上がっていないっていう問題がこれだけ取り沙汰されている中でこの話をしちゃうと“このタイミングでやりますか?”って言われてしまうのは読めるよなと思う」と述べた。

 これに杉村は「いつのタイミングだったら許してもらえますか?多分、総理の給料上げるの、もうタイミングないと思うの」とコメント。山崎は「どのタイミングがいいのかは素人なのでわからないですけど、今言って今叩かれるのは誰がどう考えてもそうだよなと」と話した。

 岸田内閣は臨時国会が開会した10月20日、首相が年間約46万円、大臣が約32万円の賃上げとなる法案を提出した。国家公務員の給与を定めた法律の改正案は、人事院が引き上げを勧告していることに基づいたものだが、勧告の対象外である首相や閣僚についても、同じタイミングで給与の改正案が提出された。

 1日の参院予算委員会では、この法案をめぐり、日本維新の会の音喜多駿氏が「今国会に提出した特別職の給与法改正案が成立すると、首相の給与が月給だけで年間7万2000円上がる。経済対策の給付金額より多い。国民の理解が得られない。法案を取り下げるべきだ」と質問。

 岸田首相は「法律にかかわらず、行財政改革を引き続き推進する観点から、首相は3割、国務大臣は2割を国庫へ返納することを申し合わせしている。給与は上がっても、返納額は1218万円だ。こうした姿勢を示すことによって、国民の不信を招かないよう努力したい」などと答えた。

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