大阪の“知事・市長クロス選”は日本再生の分かれ目――「都市の自立」ＶＳ「中央依存」の戦い（上山信一）

大阪に対して全く理解のない東京人の私にとって、すごく分かりやすい記事です。国ではなく都市のレベルで考えたら、大阪だって世界の有力都市に匹敵するポテンシャルを備えているはず。知事・市長クロス選を応援したくなりました。

「クロスは維新の会が府民に打診する“人事異動案“」

これほどまでに民主主義、府民・市民を信頼する政治集団、見たことありません。

日本に住民票もない人間ですが、ぜひ大阪都構想を実現してほしい。

私は2つの地域で平成の大合併に反対した市を見て、反対者に意見を聞いたことがあります。
曰く、お金のない地域が入ることにより今まで得てきたサービスが劣化するから、損だというものが多かったです。

計人口20〜30万の4つの地域に、市庁舎が4つあるなんてお金の無駄だし、将来的に維持が難しくなるのではないか、今日明日でなく数十年先を見る必要があるという意見にも、今が大事、将来は分からないとの反応でした。

その地域は、今のところは幸いにして大きな問題は出ておらず、反対した人たちは満足しているようです。それで本当に良いのか今もモヤモヤした気分です。

反対したもう一つのの地域は寂れています。

大阪都構想が実現し、より良い政策で活性化した地域ができることで、現状維持で茹でガエルになっていく人々に、ひょっとして違った未来があるのではないかと気がつくことになればと思う次第です。