[12日 ロイター] - エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズ<BKR.N>が発表した6月12日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグ稼働数は、前週比5基減の279基となり、1940年の統計開始以来の最低水準を6週連続で更新した。

リグ稼働数は前年比で71%減少。

WTRGエコノミクスのジェームズ・ウィリアムズ氏は「リグ稼働数はまだ数週間減少が続く可能性があるが、最近の原油価格の上昇が維持されれば、月末付近に増加に転じるだろう。天然ガスの掘削が石油より先に回復が始まる見込みだ」と述べた。

12日時点で米WTI原油先物<CLc1>は1バレル=36ドル付近で取引されている。今週は約10%下落し、年初からは約40%の下落となっている。