ソフトバンクの法務部は、まさに戦闘集団だった
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「契約書を読むときには、まず損害賠償条項から読め」
この意味を理解しているかどうかで、契約書の読み方は全然違う。契約交渉において、義務を規定することと、義務が履行されない場合にどういう制裁が科せられるかはセットで考える必要がある。
注目のコメント
うん、今回はとてもしっくり。取引法務の肝は具体的なリスクの指摘及び評価と代案の提示です。攻めの法務。クリエイティブさが要求されます。訴訟はまたこれとは違うと思いますけどね。訴訟は、背景も含めた事実の深い理解と筋読み。そして緻密な法的論点の分析。
重大なコーポレート・アクションに係るリーガルと財務リスクの把握と判断は、チームリーダーか過去にどれだけ切った張ったをやってきたかで勝負が決まります。優秀な法務部人員をフルタイムで抱える余裕がないベンチャー企業は、とりあえずM&AバンカーかPEファンド出身者(但し豊富なディール経験を有している人に限る)を迎え入れて、ポイントポイントで弁護士をリテインすれば、大抵のことはどうにかなるんじゃないかと思います
詳しくは書けませんが、孫さんと激しい交渉をした投資ファンドの方によると、孫さんは本気で契約反故もオプションの1つに入れて、白紙撤回をチラつかせながら交渉してくるようです。
その裏では、代替案もしっかり練っているのでしょうから、準備の量が半端ないのでしょうね。