イラン核開発、合意前に戻す可能性 原子力庁が示唆
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2015年の核合意前の状態がどういうものだったか、思い出す必要があります。イランは低濃縮ウランを10トン以上保有し、20%ウラン濃縮も進め、プルトニウムも生産しており、イスラエルや米国がこのままでは先制攻撃も辞さないと言っていた状態です。
今のままでは、以前の状態に戻さないといけないですね、とイラン側は冷静に脅しています。経済制裁を緩和するか、それともイランの核開発を止められなくなるか、どちらかしかないですよ、とイランは静かに脅しているだけでなく、それを実行する決意を述べています。新たなレベルに危機を引き上げたというよりは、これまで繰り返してきた立場を新たな表現で主張したという印象。ただ米イラン間にまったく信頼関係がない中での言葉の応酬はそれ自体危険。一歩間違えば米国が行動を起こすトリガーになりかねません。