この連載について
不動産業界にもサブスクリプション化の波が押し寄せている。住宅分野では、月額制の住み放題サービスが出てくる一方で、働く場所はシェアオフィスが急速に拡大している。こうした中で、誰しもが悩む「持ち家を買うべきか、賃貸に住み続けるべきか」を考える基準も大きく変わる。新時代における「持ち家vs賃貸」論争の「最強の結論」を探る。
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Amazon is a leading online retailer and one of the highest-grossing e-commerce aggregators, with $386 billion in net sales and approximately $578 billion in estimated physical/digital online gross merchandise volume in 2021.
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大学では都市のデジタルトランスフォメーション研究の推進、メーカー企業ではホームを起点としたデジタルプラットフォームの構築。今起こってきている諸々の動きは、必ずやって来る未来の端緒に過ぎない。
まずは、あらゆる生活(家の中や街中)における利便性向上や安心安全につながる課題解決の形で、世の中に多くのデバイスが置かれ、それがネットにつながり管理される。
その後、多種多様なデータを元に、さらに高度なサービスが提供され(プラットフォーム自体が持続的に進化して、サービスレベルを向上させる)、よりプラットフォーム活用がユーザーに広がり、そのプラットフォームに参加するサービス主体も増大。
そしてプラットフォームを核に、様々なトランザクションが行われることで巨大なエコシステムが構築される。
こうした流れは、既に不可避である。VPAなどホーム機器を多くの既存プラットフォーマーが市場に投入しているのも、その主導権を握らんがためだし、多くのベンチャーが様々なIoTソリューションを家の領域に投入し始めているのも、そうした流れのはじまりにすぎない。それぞれのサービスや技術を単体で見るのではなく、俯瞰した上で全体像の一部として捉えることが重要だ。
AmazonもGoogleも「家」をキーワードに様々なサービスを展開し始めています。
その起点の1つとなるのは「カギ」。カギをコントロールできれば、入居者への様々なサービスが展開できます。
しかし、その一方で、セキュリティの部分がどうしても課題となってしまう。だからこそ、我々OYO LIFEは「家」そのものにコントロールを持ち、入居者おの接点を最大限に持つことを目指しています。それ故、既存のリスティングモデルではなく、借り上げモデルにこだわり続けております。
将来的には同じ方向を目指す皆様とぜひ協業しながらこのコンセプトを実現できればと思います。
思ったのは自分だけではないはず。
3つのセキュリティはいわば、現代流に
誰でも入ってこれる玄関先、土間の復活を意味します。
実は空間としての土間はしばらくの間、新築マンションから
外れていましたが、今は中古マンションのリノベーションで
土間が人気の様です。
https://toyokeizai.net/articles/-/215636
これはこれまでの行動パターンに購買行動がITにより
入り込んできた流れ、eコマースのシームレス化の流れが
物理空間的にも起きてきたことを指します。
お届けサービスだと楽天の出前館やUber Eatsも
好調ですが、自分がほしいときにきてもらうことが
重要でないクリーニングやビールの配達などの
他のサービスが伸びてくるのかという意味でも
ライナフがキープレイヤーになる可能性は高いですね。
このサービスがあれば、独身者や共働き世帯はうれしいでしょう。
米国のAmazon Keyは特にミレニアルズに受けている。ミレニアルズはあまり抵抗感がないようです。
しかし、留守宅に人が入るのを受け入れられるかどうか。仕組みをいくら作っても、心理的なハードルは高そうです。
不動産サブスクリプションの登場と同時進行で始まっているのが、住宅を入り口にシェアリングエコノミーや生活関連のサブスクリプションサービスを提供する動きです。OYO LIFEも「OYO PASSPORT」で、家事代行などに加えてカーシェアリングや収納サービスまで提携先を広げています。
住宅産業は、建物や設備などのハードよりも、ソフトの部分をめぐる動きの方が、がぜん面白くなってきました。
再度購買の場が近づいている中で、「三河屋さんのサブちゃん」と個人を知っていて信頼できる状態が、「ヤマトさん」という会社は分かるが誰かが分からない状態。だから信頼をシステムで作るニーズが出来てきている。
そのなかで、家にプライベートとパブリックの中間的な土間を置いて、カギを二段階にすることは、個人的にはアリだと思っている。玄関にシューズクロークがある家もあるが、そういうところの進化ともいえるかもしれない。
普及するかは「当たり前になるか」次第で、家関連は寿命が長いし、特にセキュアなドアをどれだけ儲けるかや土間は、構造に関わる部分でもあるので、なかなか変わりにくいところもあるが…あとスペースを食うのですべての家で出来るわけではない。
ニンジャロックではないスマートロックを会社でも使っていますが、頻繁に電池切れなどを起こし、開かなくなってしまい、社員からは大不評です。スマートロックは、UXと信頼性が重要なのですが、このニンジャロックはどうでしょうか?
セキュリティーを心配されている方が多いと思いますが、荷物を運び込むのと、家事代行が家に入るのでは、求められるセキュリティーのレベルがまるで違いますね。カメラがあるから、大丈夫です、というだけでは、なかなか難しいようにも思います。
この電子鍵が「売り切り」なのは、掛かるハードウェアのコストが高いからでしょうね。本当はサブスクリプションにしたいのだと思いますが、コストが高すぎなので、開発費やコストを最初に回収したいからでしょう。ですが、最初に頭金みたいな形でハードウェアが届き、あとは月額課金という形に変えていったほうが良いと思いますね。運営費が掛かるのは事実でしょうし、本来であれば、24時間駆けつけるサービスにしないと駄目でしょうから。
スマートロックがいずれ主流になるとは思っていますし、さまざまなサービスと絡めることで、大きなビジネスになるとは思うのですが、その為には、超えるべきハードルがたくさんあるので、一歩ずつ超えていって欲しいと思います。
プライバシーの心理的障壁がこの辺りのサービスの障害になりそうですので、その突破方法として。
玄関からアクセスできる土間空間的な空間を設ける点も面白いです。建築計画ではαルームと呼ばれていた室空間で、当時は自宅でも働けたり店を開けたり、作業部屋やケアや交流の部屋とすることが意図されてましたが、ここにきてIoTサービスのための部屋になりうることが胸熱です。
参考 : https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/16/32/16_32_233/_pdf
本サービス、シェアハウスとかでの普及もあり得そうです。
シェアハウスであれば、玄関から入った共用空間と個室は元々分かれてますし、シェアハウスの経費削減につながれば。