ユニバーサルエンターテインメント、第1四半期の売上高は16%増の226億円…遊技機苦戦も統合型リゾート「オカダ・マニラ」が寄与

ユニバーサルエンターテインメント<6425>は、5月14日、第1四半期(1~3月)の連結決算を発表し、売上高226億円(前年同期比15.8%増)、営業損益31億円の赤字(前年同期43億円の黒字)、経常損益44億円の赤字(同757億円の黒字)、最終損益40億円の赤字(同18814億円の黒字)だった。

 


遊技機事業の売上高が前年同期比47%減の53億円だった。明日(5月20日)15:00より、6号機第1弾となる「アナザー花火弥生ちゃん」と「ドンちゃん2」の市場投入を行ったほか、スクウェア・エニックスとのコラボタイトル「スターオーシャン4 SWEET PREMIUMU ver.」を販売した。

また統合型リゾート事業の売上高は88.5%増の167億円だった。「オカダ・マニラ」では来訪者数の増加と、大手ジャンケット(VIPプレイヤー個人やVIP団体客をカジノに集客する中間業者)の追加・運営開始の効果が出てきたという。

なお、前年同期に計上された745億円の受取利息と、和解による株式償還差益1587億円がそれぞれ営業外収益と特別利益に計上されなかったため、今期は経常利益と最終利益が赤字となった。つまりいずれも一時的な利益がなくなったことによるものだ。

2019年12月期は、売上高1600億円(前期比71.6%増)、営業利益200億円(黒字転換)、経常利益270億円(同59.7%減)、最終利益260億円(同83.9%減)を見込む。