「夢洲で公道レース」大阪市長提案に反響　本当にできる？　課題は？

f1どうであれ、こうやって複合していくの大事

１兆円からのカネが注ぎ込まれたと聞き及ぶ舞洲、夢洲の埋め立て地。大阪市と大阪府が協力し合うようになって急速に整備が進んだように感じる大阪で、今なお残るかつての行政の最大の負の遺産がこれでしょう。過去に注ぎ込んだカネはいわゆる「埋没原価（サンクコスト）」でこれからやろうとすることを考える上では無関係、「夢洲で公道レース」をやるなら、公道レースが生む総合的な収入とそれに要する今後の費用を比べて決めるべき、というのが理屈です。それはそれとして、舞洲、夢洲をなんとかしたいという意欲は分かります　 (@_@。フムフム
「夢洲での実現は、IRの開業が絶対条件といえそう」とのことですが、これは多分、実現するんじゃないのかな。IRの開設は、これから決まる日本のどこか３か所ですが、そのうちの一か所はどうやら大阪らしい。だって、いろんな課題がある中で、IR法案を昨年中に無理やり成立させたのは、２０２５年の大阪万博誘致と両睨みで大阪が渇望していたIRを万博前に整備させるには、もう決めるしかなかったなんて噂があるくらいですから。それと引き換えに政府が何が得たかったかは、言わぬが花、いや知らぬが花かもしれません　(^^;
IRを誘致してもカジノに使えるのはその面積の５％ほど。あとはホテルとか劇場とかですから、夢洲の活性化には、大阪はもとより夢洲からほぼ等距離にある京都、神戸、奈良といった観光地に向かう世界の客を引き付ける、カジノ以外の多彩な魅力が必要です。単独の行事としての採算を超えた魅力造りの一つが多分これのはず。日本と同じ島国のイギリスのマン島は、公道を使ったオートレースで世界に名を馳せている。日本でカジノ、に必ずしも与しませんが、どのみちIRを誘致するのなら、負の遺産の活性化計画の一つとして、ぜひ成功させて欲しいなぁ　(^.^)/~~~フレ！

大阪市が面白いのは、実現の有無は一旦横においたとしても、色んなアイディアが市長筆頭に出る事と、いけるとなればその実行力がある部分だなと。横の市に住んでますが、そこが強く感じます。

まさに「夢」のある話。記事にもあるように電気自動車の世界選手権「フォーミュラE」だと、巨額の開催料も抑えられ、道路の維持費も安くなる。何より騒音も環境にも優しいし、テクノロジーの進化にも寄与しそうだ。万博後の景気を維持し続けるためにもIRに加えてeスポーツの国際競技場を造っても面白いかも知れない。