【柯隆】ゼロから分かる、香港デモが終わらない理由

この解説で香港の人々が強い不満を持っている事はよくわかる。だが中国が連邦制を認める事はありえない。それは中国自体の解体になると思っているからだ。結局、悲観的な将来しか考えられない。

香港でなぜデモ隊と政府の激しい衝突が続いているのか「香港は終わった」と指摘する中国研究者の柯隆さんにわかりやすく解説していただきました。

香港の変化を示す例として、香港映画がつまらなくなったことを挙げていたのが頭に入りやすかったです。

香港の現状は、歴史、民主主義、文化など色々なことを考えされられます。

香港は、かつて良い映画を撮っていて日本人も結構見ていましたが、最近の香港映画は見ないでしょう。今は、香港映画も中国映画も無味乾燥なものしか出てきません。

この一文にハッとした。
確かに若い頃、ウォン・カーウァイ作品とか、インファナル・アフェアとかすごいいい作品、心にのこる作品がたくさんあったが、最近全く香港映画の話題が届かない。
文化力が低下しているという証左なのだろうか。興味深い。

このレポートから、香港の人々の悲痛な叫びが聞こえてきます。何か、買収された企業という感じ。