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被害に遭った方かわいそう。
加害者最悪。
それがすべて。
社会のせいとか関係ない。
藤田、かなりアホだと思う。
みんな悩みがあるもの。
この岩田温さんの意見がかなり的を射ていると思います!
https://twitter.com/iwata910/status/1133247379916840960?s=21
しかし、亡くなられた子供や、男女にも未来があり、そのご両親の悲しみはいかほどのものか、私もひとりの子を持つ親として、痛いほどわかります。
自分勝手な凶行に、抵抗の術さえ知らない子供を狙い、殺戮した犯人を断じて許すことはできませんし、1人で死ぬことさえできず、自らの死に人を巻き込もうとする行為全てに対し「未来ある子供達を自らの死に巻き込むな。死にたいのなら一人で死ね」と声を大にして言いたいです。
卑劣な犯罪を、社会の問題が生み出した犠牲者扱いするのは個人の勝手ですが、それ故に子を持つ親の自然な感情を口にすることを非難するのは些かお門違いかと思います。
社会問題の解決は、1人の犯罪者やその行為に対して忖度するのとは、別の次元のことなのではないでしょうか。
1人で死のうとする個人の自死は、周りのサポートや様々な社会的支援で未然に防ぐことが出来ます。
しかし、巻き込まれて殺された人たちの命を救うことはできないのですから。
(追記)
感情的な表現については賛否あるのは承知しています。
しかし私は抵抗さえできない弱者を狙ったこうした犯罪は、歪な形で社会への復讐を願う歪んだ感情が根底にあり、彼らに同情したり、その行為に少しでも理解を示すことは他人を巻き添いにした人生最後の復讐を成功させ、寧ろ次の凶行を産む土壌となりかねないと考えています。
人には誰でも死にあたってまで、卑怯者と下げ荒まれるのを嫌い、その死が何らの復讐にも繋がらない無意味なものと自覚すれば、それを思いとどまるくらいの良心はあると私は信じています。
だからこそ、許されないことはどんな理由があっても許されない、と強くいい続けることこそが、逆に無益な第三者を巻き込んだ社会への復讐の連鎖を断ち切れるのだと思うのです。
この人がやったことは当然許されるべきではない。怒りでいっぱいです。
一方で社会をつくる一構成員としてそれはほんと最後の最後まで言わないでおきたい言葉ですね。
「人を殺すのは許されない。許すべきではない」が適切。
理屈としては理解できますが、今の日本社会で「大事にしてくれる場」がほとんどないのが実情ではないでしょうか?
生活保護を受けようとすると、窓口で嫌な顔をされ、世間も冷たい。
働きたいと思っても、50歳を過ぎてから就ける新しい仕事はなかなか見つからない。
日本社会は、「普通」という線路から脱線した人たちにとても冷たいのです。
米国の銃乱射事件の犯人の中にも、「自己責任社会」に怨恨を抱いた人たちが多いのではないでしょうか?
理想論を語るより、心理学的な「社会的証明」が発生しないよう尽力することが第一です。
「社会的証明」とは、同じ境遇にある人間が同じ行動を起こすというもの。
最大の抑止策は、本事件をテレビ等で何度も何度も放映しないことです。
同じ境遇にある人間が洗脳されてしまいますから。
とはいえ、テレビ局は視聴率欲しさにやっちゃうのでしょうねえ…。
私は福祉の専門職として別の見方もしなければなりません。
犯人が死亡している中、真実は闇の中なので、「なぜ?」という想いに対する解説をしてみたいと思います。
端的に言うと、特定の条件がそろえば誰でもこのような凶行に及ぶ。その条件が揃う可能性が高くなってきているのが現代社会であり、その可能性を下げる取り組みが必要であると言うこと。
他者を巻き込み自殺を図るような人は相当の孤立と虚無感に苛まれていると想定されます。加害者を追い込んだ社会的、人間関係的背景には生育歴、失業、貧困、虐待、偏見、差別など様々なものが蓄積されたものと推測します。年齢からもそのような心と社会の貧困を抱える者と想定します。
いわゆる病理的な精神的な異常の可能性は低いと思います。なぜなら自殺しているから。罪であることを自覚しており生きてなお贖罪に耐えられず逃げたのでしょう。本人にとっては解放。
一番の憤りはか弱い子供を巻き込んだことですね。なぜ人を巻き込んだのかは抑圧され蓄積された感情を誰かにぶつける事で最期の人としての尊厳と承認を得たかったものと考えます。
鬼畜の所業について弁護するつもりは全くありませんし、私も人の親で、更に現場は通勤経路で学校も馴染みのある所です。一個人としては恐怖と憎悪と、被害者の無念への悼みしかありません。
ただ、犯人のように同じく抑圧されいつ爆発してもおかしくない状況に置かれている人は相当数います。彼らの対して今回の事件は模倣につながりかねない危険もありますが、社会の制裁の声が同様条件下の人たちを凶行に追いやる最後の一押しにもなります。
奇しくも、外国人、障害者、LGBTなど、ダイバーシティの意識が進んでいますが、実は身近な人たちの中にも孤立と貧困を抱えているひとたちがいます。そうした人たちの人権と幸福も担保できる社会をつくらなければ、人は誰しも凶行に及ぶ可能性をはらんでます。これは特別な異常な誰かが起こした事件ではなく、今の社会の中で特定の条件が揃えば誰もがその立場になりかねないという普遍性があるものです。自分はそんなことをするわけがない、そんなことはあり得ない、と反射的に感じる方は恵まれた環境で生きてこられたラッキーな方だと俯瞰してみることも大切だと思います。
事件の凶行に対する大勢に対して、あえてマイノリティな見解を述べます。
しかし、社会に甘える人が増えるのも困る。
人生に絶望する人が出ないようにするためにどうするかを考えないといけない。
「類似の事件をこれ以上発生させないためにも、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはあるというメッセージの必要性を痛感している。 」
「・・社会はあなたを大事にしているし、何かができるかもしれない。社会はあなたの命を軽視していないし、死んでほしいと思っている人間など1人もいない、という強いメッセージを発していくべき時だと思う。 」
ですので、弁護士の中でもかなり検察寄りの考えに近いというか、加害者保護より被害者保護に力を入れている立場です。
もっとも、仕事として刑事弁護もしていて、その上での意見です。
藤田さんは、今回の事件の加害者を擁護しているわけでも、肩をもっているわけでも、理解を示しているわけでもありません。
また、被害者や遺族の方、他の児童やその保護者、学校関係者など、被害者側に関係する方々はもちろん、事件に関係ない人々が、「死にたいなら一人で死ね」と思うこと自体を否定されてしているわけでもありません。
被害者の気持ちを思うならこんなこと言うな、という批判は的外れです。
私は、被害者側の関係者が加害者に対して言うのであれば、それは当然の言動だと思います。そして、関係ない人が一人で死ねと思うことも、それもまた当然だと思います。
ただし、それをSNSなどで発信してよいのか、となると話が別です。
藤田さんの意見は極めて真っ当だと思います。
みなさん、感情に走りすぎています。感情に走る言動が、被害者側の立場に立つことではありません。
僕は、世の中に絶望して罪なき人を殺してしまうような人がいるこの社会を改善したい。
そして、そのようなことが起こらない社会をつくっていくということが僕たちの任務。今日のような悲劇を起こしてしまう社会をつくっている一構成員として。
このような事件が起きないような社会にしていく議論や取り組みは必要だと思うので、落ち着いたらしっかりと考えていきたいと思います。