中国共産党、湖北省と武漢市の党委員会書記を解任
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中国共産党中央政府がこのよう事をするから地方は本当の数字を中央に伝えなくなる。
毛沢東が1958年から1961年までの間行った大躍進政策では農業の大増産政策を行ったが実際には地方から虚偽の農業生産高が中央政府に報告され、それにより、大飢饉が発生し、3600万人以上の人民が餓死した歴史がある。つまり、中国では、昔から地方は中央を恐れて、真実を伝えないのである。
中央政府は、今回の様に地方の党委員会書記を解雇したことで、地位の高い誰かが責任を取って落とし前をつけたことを人民にアピールしているのだろう。しかし、それは新型肺炎に対して何の解決策にもならない。最初に警笛を鳴らした医師が当局から「誤情報を流すな」と処分されていたこと、そしてその医師が亡くなったことで沸き起こった市民の反感を反らすための首切り。以前まではこれで治めることができていたかもしれないが、今のネット社会で情報は市民化しているので、また勇気を持った市民が情報を上げるようになり、統制は出来なくなってくるだろう。ウイルスのことでとても気の毒だが、これを機に中国の何かが変わってほしい。