マック再生は、ふきんとちり取りから

清掃とかを強化するというメッセージは外に対してするもんじゃないよね。内部で徹底して、成果を見せるべき。それよりもハンバーガーをもっと美味しくすればいいのに。

マック再生のキーマンだと前からコメントしている下平氏のインタビュー記事。個人的には違和感を感じないし、こういった基本が一番重要だと思う。クリンリネスが劣化している印象はあるが、安くてもそこは飲食として徹底が必要だし、原田氏がCEOのときも最初にやった点の一つ。そこが劣化しているのだから、別にそれを徹底するというメッセージを外に対して出すのも、自分は重要だと思う（綺麗になるなら値段とのバランスで言ってもいいという層は確実に結構存在する）。
また安さに関して重要で、自分の記事を読んだ印象は「安さは前提だが、安さだけの勝負には行かない」という温度感での話だと思う。

消費者は、商品価格と商品から得られる価値（と消費者の財布（予算））を比較し、価値≧価格の場合に購入する。
原料高などで商品価格をあげざるを得ない中、「価値」が横ばいや目減りしている状況では売れない。
商品力（原価）だけでは価値が不足しているとなればサービスを付加するほかない。ただ、人件費が上昇している中で非正規労働者にどこまでサービスレベルを求められるかは微妙。
外野からは何とでもいえるが、マックの再生は本当に難しい。