ビットコイン、合議制に弱点

「発言力が増している」とは一言も言っていない。発言力に関して質問され、UASFなどで合意形成の分母が更に民主化されることにより、「発言力を失うことに危機感を感じている」とコメントした。

今朝日経買って読んだけど、結構踏み込んで現状を説明しようとしてることに好感を持った。けど、タイトル「ビットコイン、合議制に弱点」はめちゃ違和感があった。「ビットコイン(お金)、合議制に長所」が正しいと思う。現在の対立は、サトシが想定していた通り抑制と均衡のメカニズムが働いている証拠。ビットコインのガバナンスに疑問を持った時点で、従来の中央集権式統治に戻るべき。タイトルの話に戻るが、「日本銀行券、独任制に弱点」と、一出来事だけを引き合いにして語ってるように聞こえる。

合議制が弱点と書いてるけど、日銀のような管理主体がいないことがBitcoinの特徴。早稲田の野口先生も中央集権ではない、民主主義的仕組みと言ってた。
民主主義が結局独裁制に取って代わられるのか、元老院の無力が結局カエサルを生み出したようになるのか、歴史的な観点から注目してます。