グーグル、運転席のない自動運転車を開発
コメント
選択しているユーザー
法整備が難しいね。
人間が運転する自動車は事故を起こした場合、人間に過失が負わされる。
しかし自動運転の場合、ソフトウェアのバグなどで事故が発生した場合、責任はGoogle側に来る。
今まで世界中で個々の人間が負っていたリスクを、このクルマではGoogle1社が負うことになる。
Googleも一企業である以上、倒産リスクはある。
Googleの倒産後にこのクルマが起こした事故は責任をどこにも訴求できないし、仮にできたとしても、世界中のクルマの損害賠償を一手に引き受ける財力はあるだろうか。
交通事故被害者の泣き寝入りにならないような法整備が必要なんだけど、
運転しない以上、乗員に責任を負わせるのも難しい。
立ちはだかるのはテクノロジーの問題より制度の問題。
注目のコメント
グーグルに取材された方の話によると、高速道路での自動運転は意外に簡単らしいです。これは、視界が広く予測不能な動きが起こりにくいため。逆に、運転速度は遅いものの、死角や不意の飛びだしなどが多い市街地の運転はまだ課題が多い、とのこと。
【追記】以前もコメントしましたが、自動運転の一番の障害はテクノロジーではなく「テロ」!使い方によっては、手軽に無人爆弾に仕立てられてしまう危険性を孕んでいます。これをどう防ぐかは本当に重要。事前に予防策を何重にも張っておく必要があると思います。自動車メーカーでは正直できない発想。賛否はあるだろうが、常識をここまで除外して考えられるということは、本当にすごい。
ちなみにこのデザインは量産時には「less friendly」になるだろうとのこと。海のものとも山のものとも分からない現時点では、黒いゴツイSUVが勝手に動くより、こういうのが動く方が警戒しないでしょ、とは開発者の弁。
http://recode.net/2014/05/27/googles-new-self-driving-car-ditches-the-steering-wheel/トヨタ自動車は10年後も完成車メーカーとして一定のシェアを握ってはいるだろうが、これからの開発競争如何では20年後には完全に部品サプライヤーになってしまう未来もありうる。(トヨタが抱えるTier1であるデンソー、アイシン、紡織、合成、織機、車体などが一掃されてる未来はひどく想像しづらい)
この10年で電機産業で起きたことを手本として、完成車メーカーにはぜひGoogleに負けないスピードで開発に邁進して頂きたい。本気で飲み込まれるよ。