あなたは気になる？　米粒が茶碗に残った写真から『米騒動』が勃発

人生で、ご飯粒を残したこと、ほとんど一粒もないよ、物心付いてから

昔の人は、食べ終えたお茶碗にお茶を注いで、残ったお米粒も一緒に胃袋へ流しこんでましたよね。
お米ってお椀にこびりついたら取りづらいので、昔の人の知恵ってすごいなぁと尊敬します。


残す残さないは個人の自由。

ですが、昔モデルさんとご飯をともにする機会があった時に、ある出来事がありました。軽食が並んでいたり目の前で板前さんがお寿司を握ってくれたりシェフがお肉をグリルしてくれたりする中で、彼女はお寿司をオーダー。握られたお寿司が出てくると、彼女は上の刺身だけ食べてシャリをお皿の端にぐしゃっと避け、最終的には結構な量のシャリがぐしゃぐしゃと山積みに残されていました。
それを見て、美しくないな、と感じました。
シャリを食べないなら、目の前で握ってくれる環境なんだからはじめからお刺身だけオーダーすれば無駄は生まれなかったのになー、と。あと同時に、残すにしても綺麗な残し方と汚い残し方があるのだとそのシーンから学びました。

私は個人的に、出されたものはできる限り残したくないタイプ。
勿体無いという気持ちもあるけど、「このお料理はとても美味しかった！」という感謝を、作ってくれた人に視覚的に伝えたいからなんだと思います。それ以上にただの食いしん坊なんですけどね。

昔は戦争中の名残もあり、ご飯粒を残すと怒られました。しかし、今はダイエットのためとかで全部食べないようにしようとか心がけている人もいます。結局、物がなければ大切にし、余れば粗末にするということでしょう。ただ、地球規模で考えると食べ物のない人達も沢山いるので、必要な量だけ取って残さないというのが基本のような気はします。