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神仏融合のお話とても興味深かったです。確かに日本らしい、日本特有のもの。
「「どうしたらこの国のためになるのか」ということを常に考えて、取り入れたらアレンジし、深化させ進化させている」というのは現代社会においても大いにヒントになる様に感じます。
個人的には娘を保育園に送る際、保育園の隣にある神社にお参りをしています。娘達が元気に過ごすことが出来ているのも守って頂いているからこそ。本当にありがたいことです。
(追記)小野さん、ありがとうございます!
同感ですね。無宗教というより、宗教という概念がない。この説明が1番腹落ちしました。神道と仏教を宗教派閥で分けた明治時代の間違い。外国人にうまく英語など外国語で説明できなかったので、無理やりあてはめたのでしょう。そうしたらどんどん矛盾が出てきた、と。
なるほど。結婚式は教会で、新年は神社参り、葬式はお寺も普通ですもんね、八百万の神とは、よく言ったものです。私も日本では、ふらっと寺に立ち寄っては手を合わせ、海外では教会を見つけては忍び混んで何かと祈ってます。苦しくない時から、神頼みしています。
今まで外国人の神主がいなかったことも驚きですが、外の視点を持っているからこそ本質的な部分をクリアに説明する術に秀でているのでしょう。
日本人のほとんどが無宗教と言う割に節目節目で様々な宗教を取り入れているのはよく言われることです。
ウィルチコさんの日本に「宗教」という概念はない、という説明は私にとって非常にしっくりくるものでした。
外国人という別の文化から語られることにより、すっ、と入ってくる。
取材したい!
近年、パワースポットや御朱印ブームで全国津々浦々の神社がたびたびクローズアップされていますが、大事なのは御利益よりも「その人の、神社とのかかわり方」だと思っています。
印象的だったのが、ウィルチコさんのこの言葉。
『やはり「この場所で神様を拝んできたこと」、それこそがずっと続いている歴史でしょう。野邊野神社であれば、鎮座以来変わらないのは、八幡様を久居の守護神としてお祭りすること、その「思い」なのです。』
私は初詣は実家の近くの小さな神社と決めており、子どもの頃から欠かしたことがありません。
都内や旅先で、たびたび参拝する神社もありますが、それも出会いなのだと感じます。
神社は参拝する方々の「思い」で維持されていくものなのではないでしょうか。
「合理性」とか「生産性」ばかりいう脳内マッチョな人間が多すぎるけど、こういう無駄や手間を愛でる心こそが日本人のいいところであり、ロジカルの対極にあるものに価値を見いだせる美徳なんだろうと思う。