「時代遅れのエリートが作ったゴミ」発言者に訊く!若手経産官僚のペーパーに感じた違和感とは。
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もともと感じていた違和感をスッキリ言語化してくれた良記事。
違和感の最大の理由はここでも触れている、スゴロクの上がりと称するサラリーマンを勤め上げて定年する人というロールモデル設定の論拠数値。そとそも34%と少数で、圧倒多数がそれ以外の働き方であったし、それが劇的下がったようなパワポの見せ方をしているけど27%と一ケタ%下がっただけ。
とは言えゴミだとは思いませんし(笑)若手官僚皆さんもこういう議論のキッカケを提起しただけでも良い仕事をしたと思います。全くこの通りです。このレポートの賞賛に違和感を感じていました。
代替案がないし、税金は貰える、むしり取るものだと思っている。
税金に対するレスペクトがない。
先ずは自分でキャッシュ稼いでから言えと。
引用
仁木 「何が間違っていると思いますか?」
渡瀬 「このレポートが時代遅れのエリートが作ったゴミだというのは『世間知らず』が作ったものであることが明らかだからです。はっきり言えば、市井の人々の人生に対するリスペクトが全くありません。受験エリートの価値観から見た上から目線の社会批評でしかないのです。それが端的に表れているのは、冒頭近辺で述べられている『かつて、人生には目指すべきモデルがあり、自然と人生設計ができていた。今は、何をやったら「合格」「100点」か分からない中で、人生100年、自分の生き方を自分で決断しなければならない』という記述ですね。人生に点数がつけられるって発想自体が笑わせますね。」このようにいろんな議論が出て来たという意味で、大変意味のあるペーパーですね。
私も、意外に高度成長期と比率が変わってないなぁ、と思いました。いわばモデルケースの外の人々。以前はそれに着目してなかった事を渡瀬裕哉氏は批判されてます。
それをたぶん官僚個人はわかってる。だから敢えて見せてるのではないでしょうか。
各人で各論はいろいろあるけど、それは飲み込んで、その上でみずからの組織のポジションを明確化する必要があるのは、組織人としての宿命ですね。
相手をこき下ろすだけでなく、見える議論に繋げていくのが大事な事は、論をまたないので、こうして議論が深まると良いですね。
ところで官僚の若手メンバーは20-30代との事ですが、ゆとり世代も入っているのでしょうか。
ゆとり世代は「自主性がない指示待ち人間」が多いなんて一般論で言われますが、弊社にもゆとり世代がいて、ちゃんと会社を引っ張っています。
こういう危機感に溢れる、人々の心をここまでザワつかせるペーパーを自主的に出せたのであれば、ゆとり世代はやはり前評判より良い人も沢山いそうな気がしています。