ローリング・ストーンズに学ぶビジネス成功の秘訣
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ビジネスとしてのストーンズ研究は以前にもあったのですが、1人のファンとしては以下の部分はやはり複雑な気持ちになりますね。
「他のバンドが消えてゆく中でなぜストーンズが生き残ったか。古くからのファンに質問すると返ってくる答えは一緒で、ミックの頭の良さと感情に流されないところだという。優しい人は生き残れない。」黒人音楽の「人を踊らせる力」にいち早く着目し、その資産を最大限に活用したバンド。いま聴くとロックとしてはかなり異色でモータウンやブルース、ファンク、ソウルの素材がごった煮になってる。言わば「白人の黒い歌謡」。なかなか真似できない「ジャンルの創出」かと思う。
ローリングストーンズに限らずビッグネーム達のビジネスの手法は学ぶべきところが多いと思う。少し前になるが「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」という本も話題になった。グレイトフル・デッドは40年前からライブレコーデョングOK、自分たちの音楽を無料で聴き放題にしていたにも関わらず年間5000万ドルを稼いでいたフリーミアムの先駆者。その他にもマドンナも早々にCDの売り上げ重視からライブでの収益を中心にするビジネスモデルに変更し、かなり周到なビジネス戦略を持っていた。ブランディング、ファンの抱え込み、マーチャンダイジング、SNSや風評の使い方などなど、ビッグネームからは学ぶべき事が多い。