進む大学生の「受け身」志向 大学の授業改革と逆行
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ユニバーサル化している以上、多様な学生が入学しているということなので、それを受け止めるしかない。大学としてそういう気質が嫌ならばアドミッションポリシーと入試を変えるのが筋。
受け身が多いとの指摘だけど、現場の実感としては数年前に比較して真面目な学生が多いのではないかと。楽して単位とろうというのは昔からあった大学生の気質であり、そういう昔の学生(私のような団塊ジュニア世代)に比べれば大学の講義には出てきていると思う。そんな当時の大学の先生だって、現在のように15回ちゃんとやっていなかったわけで。
限られた人が行っていた大学で、適当にお茶を濁してきたところから、一般化して「ちゃんとしましょう」というところに変わったってことだと思う。
注目のコメント
授業に力を入れている先生、研究の方に力を入れている先生との違いが大きくなっているとは思う。
周りを見ていて感じることは、授業が勉強に活かされていない感覚。あの先生の話を聞くぐらいなら、ググって綺麗に纏まってるページを見た方が効率が良いと思ってしまうこともしばしば。(そういう先生に限って授業中スマホを使うことを激怒するとかしないとか。)
授業を聞かずとも学べる環境で、改めて授業をする意味を見つめる時期かと思います。例えば、シラバスだけ配って、予習してもらって、授業時間は全て質疑応答のみとか、学生が学生に向けてプレゼンするとかだと面白い気がします。先生も知らない観点に触れることや学生の拾って来た情報の選別の指導、ある種のキュレーションになり得るし、そのぐらい大学生なら出来るかと。
最低限必要な知識については、期末試験、資格試験で判断できるものですし、試験用の授業からは離れるほど受け身ではなくなると思います。(授業で試験の勉強にならないので、試験勉強を別に自分で必死こいてすると思いますし。)大学で仕事をしていると受け身的な受け方をしている学生は多いと感じることはあります。ただ、学生が受け身的な態度なのは、私が学生の頃から大して変わってません。ここ最近の学生が受け身的ということではないと思うのですが…。
高校までの授業とは異なり、大学での学業を修めることは自分から欲しい知見を「取りに行く」という面が必要です。高校までと同じ感覚で大学に行くと、その違いに対応できないということなのかもしれません。それはそうでしょうね。就職を考えれば、できるだけ単位は楽して取得し、授業以外の活動を充実させたほうが就職活動にはプラスになってしまいますから。その辺は学生も計算高いです。