いすみ鉄道、懐かしのツートンカラーに再塗装 寄付が目標の2倍に

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いすみ鉄道大多喜駅構内で
いすみ鉄道大多喜駅構内で

 第三セクターいすみ鉄道(本社・千葉県大多喜町)で運行される旧国鉄車両「キハ52」が、「国鉄一般色」と呼ばれる朱色とクリーム色のツートンカラーに再塗装され15日、大多喜駅構内で披露された。クラウドファンディング(CF)による寄付は当初の目標の2倍の1000万円超に達し、塗装費用に充てられた。経営難の同社を支援する鉄道ファンの熱い思いを乗せた真新しい塗装の車両は16日以降の土日・祝日に急行車両として走る。

 1965年製の車両はJR西日本から譲り受けて2011年から運行を始め、14年に再塗装する際に費用が安い朱一色の「首都圏色」に塗り替えられていた。当初の塗装色に戻り、訪れた出資者らは懐かしそうにカメラを向けた。

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