働く人を貧しくしたアベノミクスが総選挙で争われない理由
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働く人が豊かになったか貧しくなったかを見るには、雇用者の総賃金を示すGDP統計の雇用者報酬が適当でしょう。そこで、アベノミクス前の2012年度以降の雇用者報酬の増減を確認すれば、2016年度までの4年間で年間の名目雇用者報酬は15.5兆円、物価変動の要因を除いた年間の実質雇用者報酬で見ても5.6兆円増えてます。このため、アベノミクスで働く人が貧しくなったというのが理解できません。
実感にはぴったりな分析。特に最後の結論。託すべき政治がない、はその通りだと思う。
さらに、実は、日本の富裕層は世界から見ると縮小していると見られていることも指摘したい。これは円安と低すぎるGDP成長のせいだそうです。
アベノミクスは言わば今までの日本が作ってきた貯金をどんどん吐き出している状態に感じる。破綻するパワーもなくしぼんでいくのを無策に見ているのは辛いけれど、自分が何とかなるように頑張るので精一杯。日本という国が無くなっていく第一歩に立ち会っているだけなのかな〜とも思う。
確か数日前には日本の経済規模が大きくシュリンクしている事を端的に示してくださった古谷さんの指摘があったと思うので後で探して貼っておきます。
発見!古谷さんのコメントはこちら。ちょっとしたの方ですが、全文コピペしたい感じ。
https://newspicks.com/news/2545354/なるほどなぁ。これは分かりやすい。
この構造なら、トランプと同じように「大企業が溜め込んでる利益を人々に還元するんだ」と主張する政治家が、自民党の代わりに人気を集めても良さそうなもんだけど、日本でそうならないのはいわゆる普通のサラリーマン世帯が自分たちは普通で搾取されてる側だとは思ってないからでしょうか。
まぁ、ある意味安倍政権が企業に、給料を上げろとアピールしている姿が、イメージとしては上手く機能してるということかもしれませんね。
個人的には二大政党制に憧れをもっている人間ですが、今回のドタバタ劇を見ていても、日本においては政治の世界で論理的にスタンスを分けて議論するとか、政党のスタンスを見て投票するとかではなく、圧倒的に「空気」の影響の方が政治家を右往左往させてしまう感じがして、日本には民主主義は向いてないんじゃないかと絶望感しか感じられない今日この頃です。