【HIS澤田×伊東】成功体験に固執せず失敗から学べ
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作家の伊東潤氏がビジネスリーダーを訪ね、歴史とビジネスの関係を語り合う連載。
今回は伊東氏の新刊『敗者烈伝』をベースに、歴史上の「失敗例」から学びます。
連載を通じ一貫して「ビジネスと歴史には共通性がある」と語る伊東氏。ビジネスに付きものの「失敗」を、歴史の教訓に学びます。
そしてそれは、タイトルが示すごとく「成功体験」に固執した姿勢から、絶えず挑戦へと駆り立てる方向を示唆します。
私たちはビジネスの「乱世」にあって、いかに挑戦し続けることができるのか? 失敗から何を学びとっていけばよいのか?
ぜひ、ご一読ください。今回は「旅行の有用性」「敗者から学ぶ」「ハンニバルの敗因」「武田勝頼の敗因」といった興味深い話が目白押しでした。
自著の宣伝のようになってしまい、申し訳ありませんが、『敗者烈伝』を読んでいただけると、読者の皆様の想像力をいろいろ喚起できると思います。
こうしたものは著者の持論を元にしているので、読者個々が「そうじゃない」と思うのは当然で、そこから多岐にわたる発想が生まれてくるわけです。
そうした発想の触媒の意味でも、『敗者烈伝』を読んでいただければ幸いです。海外に出て思ったことは、1)自分の力不足、2)新しい世界を見た刺激、3)なんとかなるという実感です。
1)英語が全くできず、絶望しました。
明らかに教育水準は日本の方が高いはずなのに
例えばアジアの現地の人の方が英語を話せる
この事実にいかに自分のレベルが低いのか
ショックでした。
2)世界は広い、自分の目で見るもの、耳で聞くもの、
触れて感じるもの、全てが新しいこと。
日本では経験できないものがたくさんある、
それを経験しただけでも成長した感覚になります。
3)危険と言われて、行くのを躊躇したこともあり、
現地で多少ヒヤッとすることも経験しますが、
それでもなんとかやれた、という感覚や自信は
何か新しいことをやる時にすごく役立ちました。
ショックや刺激が入り混じる何とも表現しにくいですが、海外に行く経験は必ずプラスになります。とにかく早いタイミングでいくつか違う国に行くことで、自分の恐怖心がどんどんなくなっていく感覚はビジネスの世界に入ってもとてもプラスになりました。「若い頃の旅」は本当にオススメです!