空飛ぶ携帯基地局、3月実証実験へ──KDDIが「ドローン基地局」

災害時の携帯不通の際の緊急通話用という事で期待したいのですが、災害時の一斉アクセスに耐えられる能力ですかね？
ドローン搭載では数十分というバッテリーの問題でも、実質何分災害地で稼働できるか疑問で、被災状況を上空から映像確認するという目的が精一杯では？
同時にドコモが発表した携帯LTEネットワークを使ってドローンの遠隔操作の電波到達範囲制限を解消するシステムにも期待です！
但し、ドローンの活躍の場がドンドン拡大し、ビッグマーケットを形成するのは確実なので、ドローンの2大欠点である電波到達範囲解消とバッテリー寿命をどう克服するかが今後のマーケットを制する技術と判っているので、中国に7割もシェアされている現状打破に国を挙げて日本メーカの奮闘勝利を願います。
また、軍事利用でもイスラム国が既に10万程度のドローンを無人爆撃機として利用の報道がありますが、バッテリーの軽量化/長寿命化と電波到達範囲を大きく解消するドローンの発進母船構想の実用化も急がれます。これは丁度UFO映画で巨大な母船から小型UFOが飛び出す状況に似て、攻撃目標近辺までは現在の無人爆撃機を改良してドローンを10数機搭載し、電波の届く距離からドローンを発信して帰還し、後はドローン自体がGPS誘導で目標を確実に爆撃するというもので、これなら格安費用で無人爆撃機が完成するものです。
今後、オリンピックでのテロに、日本在留人もしくは手ぶらで日本に来て、日本でドローンを購入し爆弾とGPS装置を組み込み基地や飛行場や原発等を攻撃する想定が必須です！
従って、重要施設周辺では「ドローンの無線電波とGPSを妨害する装置」の配備も早急なノルマになるのでこの装置を世界に先駆けて開発し世界中に売り込むのも大きな経済効果になります。
いずれにせよ、ドローンは民生用への期待と同時に軍事利用の恐怖を合わせ持った最新機器なのです。

大震災後，注目を浴び，NICT（情報通信研究機構）が何年か前から同様の研究を行っています．
http://gigazine.net/news/20150527-nict-drone-wj2015/
これを大規模にして成層圏に中継基地を飛ばそうという研究は，
Google
https://newspicks.com/news/2077249
Facebook
https://newspicks.com/news/1963123
で実施中．

【追記】　吉岡さん　面白い発想です．アーム付きドローンは，株式会社プロドローンが開発しています．問題は，アームの角度・伸縮で重心や慣性モーメントが変化すること，掴む・離すで特性が不連続に変化すること．適応制御など，特殊な制御則を組み込まないといけなくなります．研究は進めています．
飛行時間に制約のあるマルチコプターの代わりに気球を使う研究もされていますが，そうすると風に弱くなります．固定翼機を使うアイデアもあります（NICTの研究）．固定翼エンジン機であれば，半日ぐらいはある範囲内を旋回飛行させることができます．
規模を大きくすれば，JAXAが高高度滞空型無人機の研究開発を行っています．成層圏に72時間飛行可能です．
http://www.aero.jaxa.jp/research/star/uav/

気球で浮いて、ヨットにように帆で周回　時々ガス圧変えて高度変更、でたまにプロペラ使えば結構バッテリー持つんじゃない?　基本浮いてるだけならダイナミクスそれほど早くないから、IT系の学習で十分間に合いそうだし　学習コントローラ作るの面白いよ、きっと　え、グーグルさんもうやってる?

で、何分間飛べるの？という感じ。
バッテリーの革新の問題なので、通常のITの革新以上に難易度が高い課題を抱えていると感じます。