ＲＥＩＴ、都心のシェア最低　割高感で敬遠　４～９月取得額

都心の物件が買われないという状態は不気味。日銀が価格に関係無くＲＥＩＴを買ってくれているうちに売り抜けるのが、投資一般としてはセオリーに適うの思うが、さて、最適なタイミングはいつなのだろうか。

背景には、2017～2018年にかけて大型ビル完成に伴い空室率が上昇する懸念があることや、マンションの売れ行き低迷に伴い在庫が増加していること等があると推察されます。

REITは、彼らが投資家に約束している利回りがあって、その利回りを確保できる物件が今東京にない。東京の投資用物件は高い。（他国と比べてというわけでなく、3〜4年前の東京と比べて）

一般公表されている日本不動産研究所の不動産投資家調査（半年に一度実施）を半年ごとに見ると利回り（期待利回り・取引利回り）の推移の参考になります。http://www.reinet.or.jp/chine/pdf/2016/Survey-April2016.pdf

リスクフリーレートも下がっているので、スプレッドという観点では単純に下がっているわけではない。それでも、とはいえ…という感じ。イールドハンティングの時代。