「移民政策はとらない」としつつ外国人受入れを拡大し続ける、という最悪の移民政策
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非常に客観的な分析。私も、正面から議論すべきだと思う。
(追記)
移民に法的定義はないが、OECDの統計や国連等においては、「国内に1年以上滞在する外国人」を一般的に移民としている。この定義に即してみれば、技能実習生、留学生も含めてわが国にはすでに128万人(家族などを含めると250万人近く)の移民が働いており、直近の一年間で20万人を働くことのできる移民として受け入れたことになる。
「国際移住データベース」によると、フローで見ると、我が国はすでにドイツ、米国、英国、ロシアに続く世界第5位、アジアで第1位の移民大国となっている。この事実はほとんど知られていない。
技能実習生も留学生も正面から労働力として扱われていないことによって、現場では多くの矛盾が生じている。
先ほど、私のブログでも書いた。
http://ameblo.jp/gohosono/entry-12357978170.htmlこういう記事にコメントを書くと色眼鏡で見られるので好きではないのですが。。。
まず、政治を外野が批判するのは民主主義の基本なのでそれ自体は素晴らしい事なのですが、他のいくつかの記事でも書いてますが、政治はプラグマティックにやるべきです。
実際は誰よりも移民が必要な事を政権はよく知っているので、それを増やそうとする一方、政権維持のための建前も必要なのでしょう。特に安部政権支持層はこの問題に対しては敏感な層が多そうですし。
で、コメントにある優秀な人材が日本に行くか問題ですが、少なくとも中国の状況は以下です。
・大学留学で一番優秀な奴はアメリカに行く(か中国に残って起業する)
・日本に行く人は一定数いるが、優秀かどうか関係なく、日本の文化が好き(大抵アニメとかゲーム)でという人が多い(逆に言えば優秀な人も結構いる)
・農業や建設などの技能実習生は恵まれない地域でブローカー的な人たちが日本に連れて行くケースが多い(大学を出てることはほぼない)
-よくNHKとかで特集してるような方はその国の中でも貧しい方が多い
という状況なので、
・文化的な世界からの好感は維持すべき
・来た方への社会福祉はきっちり行うべき(個人的な経験としては、日本は政策的にはちゃんとできている)
・移民の子供世代への教育をして融和させるべき(おかげさまで私は海外に行ってもほとんど日本人だと思われます)
・とは言え、喫緊で必要な労働力は確保しないといけないので、それが建前を作らないと当選できない状況にならないよう、メディアでしっかり議論して国民が理解を深めるべき
だと思います。
ヨーロッパうんぬんいう人がいますが、ボートで来る難民と飛行機に乗ってくる移民が同じだと思わないし、新しい時代は常に新しいテクノロジーで過去に解決できなかった問題を解決して作られていくものです。
過去ばっかり見てないで、問題と可能性をしっかり認識し、解決のために知恵を絞るべきだと思いませんか?移民の良し悪しを決めるには議論は必須。
一番日本にとって辛いのは、議論するタイミングが遅くなりすぎて、
移民政策を取ったとしても日本の魅力が世界的に低くて、来る人がいないこと。
私もそうですが、日本でしか使えない"日本語"を習得して日本で生活するのは日本に束縛されるリスクしかない。
私が来日したタイミングは日本の教育が世界的にも高く、優位性はあったが今は違う。
外国であれば言語的制約がないまま直ぐに活躍できる優秀な外国人も、日本に来る場合は日本語学校等での学習で数年のロスも存在出来てしまう。
それでも年々増加している外国人から推測するに今は"まだ"日本の魅力は高い。
これは、日本の文化や人、安全性が要因かと思う。
世論上、オフィシャル(政府)としてできないのであれば民間としてここを議論していくのは本当に良いかも。民間で議論して、世論を味方にしてから政府を動かす。これが一番早いと思う。