三井住友銀、普通預金金利を年0.001％に下げ　メガバンクで初

もう金利を得るために預けてる人いないよね。

明日からマイナス金利政策導入となりますが、導入決定が発表されてからこの間の銀行の動きとしては、一部住宅ローン金利引き下げという顧客利益に繋がるものもありますが、総じて預金金利引き下げや口座手数料検討のように顧客にとって不利益となるものが並んでいますね。マイナス金利政策導入によって変化する銀行のBS全体に気を配る必要はあるものの、大雑把に言えばいまだに日銀当座預金残高の基礎残高には0.1%分の付利が継続するわけで、これを勘案したらマイナス金利政策による収益圧迫をいきなり顧客に転嫁するのは疑問に思わざるをえません。私はマクロ経済政策の観点から需要刺激策の必要性を訴えていますが、だからといって銀行側の企業努力が不要と言っているわけではありません。

あまり指摘がないようですが、着々とFintechによる解決が待たれる課題が充満してきた。

どうせ誤差です…と言ってはお客様に怒られますね(笑)
普通預金を利用する銀行を選ぶ理由は利便性(近くにATMが多いとか)であったり、勤め先の給振指定口座が強制だから惰性でとかであったり、金利が選ぶ決め手になることってほとんどないのでは？金利が下がったからと言って、住友銀行の取引を全て他行に移す人は極少数はでしょうね。給振口座やら年金受取口座を変更するだけでも面倒なのに、クレジットカードの引き落としや公共料金の引き落としをすべて変えるなんて骨が折れます…