この10年で「最大のインパクト」を与える社会変化とは? - 10年後、君に仕事はあるのか?
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たびたびニュースに出てくる「空飛ぶ自動車」は実現しないかもしれない.それらが実現する前に,AI,VRによって,身体の移動が必要ない世界になるかもしれないから.
「建設が街で起こるのではなくネット内で起こるから、見えない。」「世界の半分がネット内に建設されるようになると、君たちは自然と、人生の半分をネット内で暮らすようになります。」に同意.
AIは仕事を奪うのでなく,やりたくない仕事をやってくれるようになるのであって,AIがやってくれるからと言って人間がやってはいけないわけではない.AIが一瞬で終わらせるような事も,興味を持った人間は自分のペースでやればよい.例えば,AIはやがてクリエイティブな世界にも入り込んでくるでしょうが,だからといって人間がクリエイティブな作業をしてはいけないわけではない.人間は人間.みんなが好きなことができる世界が訪れるのである.こう言った議論で見落とされがちなのは、AIの発達によって引き起こされる国家間の経済格差。
これまで発展途上国においては、安い労働力を強みに外国資本を自国に引き込み、経済を発展させてきた。その典型例が中国。
ところがAiが発達してしまうと、安い労働力は全てAIに取って代わられ、発展途上国は自国の強みにできなくなる。
先進国はもはや労働力を発展途上国にアウトソーシングする必要もなくなるので、発展途上国は自国への資本の流入を期待できなくなる。
中国は何とか滑り込みセーフで間に合ったが、アジア諸国をはじめ多くの発展途上国が発展しないまま、強みを削ぎ落とされる。
ホワイトカラー、特に知性や創造性を売りにしている労働者比率の高い国ほど、より強みが鮮明になるので、先進国と発展途上国の二極化が進むのではないか。先日、元Googleのピョートルさんにお声掛けいただき「テクノロジーで変わる働き方」というテーマで講演させてもらいましたが、その時の他の講演者の方がGoogle(米国本社),JINS MEME,リクルートだったこともあり、最後のトークセッションでも「AIが進化して、これから人事の仕事で何が大切になってくるか?」という問いがありました。
その時の僕の答えは「ミッションステートメント」を持つことと答えました。「自分の役割はこれだ」というものを持てば、そのモノサシの中でこれから無数に登場するサービスも自分にとって必要なものかどうかが判断できるようになります。
僕の場合「面白く働く人を世の中に増やすこと」がミッションだと思ってますから、その為に利用できるか、もしくは自分自身が面白くなるかどうかで判断してます。
「人間がより人間らしく」とありますが、本当にその通りで、もっというとより自分のやりたい事だけやるというのが求められるんじゃないかなと思ってます。
まぁ、個人的にはこれまでも好きなことしかやって来なかったので、何も変わらないんですが(笑)