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だんだん「追加緩和」とやらを行うための原資がなくなっていきますね。
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銀行が国債から貸出でなく、国債から日銀当座預金へのポートフォリオ・リバランスをしているという趣旨の記事。
そういうオペレーションを中央銀行がやってるんだから、当然の帰結。
ポイントは、貸出資金需要が希薄な状況で銀行の余剰資金の置き場をどこにするかという点に尽きます。そりゃ、銀行にとっても当預でなく国債でもなく貸出に振り向けたいですよ。

寧ろ問題なのは、利ざや縮小で資金利益が細る分、含み益のある株や国債の益出しをして見た目を良くしている銀行がある点。国債益出しとは、利回りの高い国債を売却、つまり将来利益の縮小を確定させてしまうことです。
世界のどこの国でも、民間企業はお金を借りる側にいるのが普通です。いろんな理由はありますが、利息が経費になる借入れ資金を活用すれば、資本金で調達したお金の利益率が高まります。
ところが日本では、1990年代なかばから、企業が貯金をする側に回っています。儲ける機会が減って借金を抱えるリスクは高まるし、利率が低くて利息が経費になるメリットもしれている。
力のある企業がお金を余らす状態の中、お金を喜んで借りてくれるのは不良債権になり兼ねない先ばかり。マイナス金利まで導入して政府や日本銀行が貸せ、貸せ、といってもこれでは前に進まない・・・何かおかしくないですか?
英語原文は下記①。グラフが多く、銀行がアベノミクスと合わせて国債保有を約170兆円→100兆円割れに縮小してきた様子もうかがえる。
あと②などと合わせてここ最近、BloombergのJGB周りの英語記事が何か多い気がするのは自分の気のせい?
http://bloom.bg/28dmErP
https://newspicks.com/news/1586154
エコノミストとしてでなく社外取締役、実務家として感じること。金利よりも株主資本コストも考慮したwaccを意識するのが当然のようにおもう。ミクロ実証とマクロ経済学の混じり合いが、これからの運営に更に必要なような、、
ネットの国債発行が年間40兆円前後である一方、日銀が国債保有残高を80兆円増やそうとする以上、全体としては民間の誰かが国債保有を減らすことになります。また、商業銀行は負債のマチュリティも長くなく、従って資産側でも中期までのリスクしか取れないだけに、「量的・質的金融緩和」に伴って徐々にイールドカーブがフラット化する中で、他の投資家に先んじて国債保有を減らさざるを得ない面があるように思います。むしろ、記事が取り上げた事象は、誰が国債を増やすのかという逆の視点から見ると興味深いと思います。例えば、日銀が国債保有を増やし続けることは、ソブリンリスクが民間から日銀に徐々に移転していくことでもあります。90年代の金融危機を経験された方々が慣れ親しんだ言葉で言えば「メイン寄せ」という面も持っているわけです。
よくわからない内容ですが、日銀が緩和政策で国債を買い続けているから市中の国債残高が減少し続けた結果ではないでしょうか?
これは今に始まったことではありません。

そもそも、利回りが低下しているということは国債価格は高止まりしているので、銀行の保有国債は含み益になっているはず。
日銀が高値で買ってくれるのなら売るという程度でしょう。

増加したマネタリーベースがゼロ金利である以上、市中にお金は回りません。
マイナスの当座預金の部分を増やして「押し出し」をしないと。
しかしながら、更なるマイナスの導入には日銀も躊躇しているのではないでしょうか?
マイナス金利第一弾の効果が今のところ見られないので。
銀行の保有していた国債から、ゼロ金利部分の日銀当座預金に資金流入しているとのこと。

「企業はマイナス金利を入れるほど景気が悪いのかと思ってしまい、景気を良くするどころか、どんどん企業経営者の気持ちをシュリンクさせている」
➡マイナス金利というワードに心理的な側面は大きく影響していると思います。

使える企業にお金がうまく循環するといいのですが。
マイナス金利と銀行貸出について。

1 日銀の政策は、最終的には9人の政策委員会で決めてるのだが、このなかでおかねを貸したことがあるのは、佐藤、石田審議委員2名でしょう。しかし、佐藤氏は、略歴みるにエコノミストなので、最初の数年支店にいただけで、あとはエコノミストをやってた可能性高い。なお、櫻井氏は、輸銀のエコノミストで多分金を貸したことがない。(あっても輸銀の貸出しなので普通の貸出しとはかけ離れたのを2年くらいやっただけのはず)
だから、多数の皆さん金融のプロなのかもしれないけど、貸出しのプロではない。マクロエコノミストとして、金融を見ている人が大多数の構成。

2 マイナス金利効かないなら、印紙税法改正して、金銭消費貸借の印紙税非課税にしてほしい。日銀の領分じゃないが。印紙は手間もかかるし、金利が下がり、貸出金利からも印紙がバカにならない割合になりつつある。

3 20年金融緩和やったけど、思うようには銀行貸出しが増えなかった。だから、普通の金融緩和では効き目は限定的。これはいい悪いではなく、日本の金融の「経験則」で、20年で無理なんだから、すぐ直るわけがない。ずっと言っているでしょう、金融緩和しても貸出しに回らないって。20年前から同じこと言ってる。

4 そこでマイナス金利政策なわけだけど、これはまだ混乱期。もう少し様子見てからよかったかを判断しないと。
量的緩和によって、保有国債を減らし日銀当座預金に積むという動きは以前からありました。マイナス金利になると、国債保有をしていても利回りがマイナスでメリットがないことから、せめて0%の当座預金に積むというのは自然な流れかと思います。

また、今はマイナス金利で国債の価格が上昇しているため、日銀が買ってくれると売却益も出ますので、銀行にとっては売らないインセンティブは基本的にはありません。

では、銀行がどんどん国債を手放すのか?と言われるとそんなことはありません。手元流動性維持のために一定水準を持たざるを得ないですし、国際的に活動する銀行には流動性規制上保有が求められます。

ちなみに、銀行保有が減った分、海外保有が増えていることは今後ウォッチすべき点です。
長期金利がマイナス利回りに沈む中で、国債を売却して金利0%の日銀当座預金のマクロ加算残高に積み増すのは自然な流れ。自発的に需要が喚起されず融資に回らないとのことですが、政策効果にはタイムラグが付きものであることからすれば、結論を出すには時期尚早。ただ、需要不足を解消するのがデフレからの脱却にとって必要不可欠であることからすれば、財政出動によって需要を創り出すしかないでしょう。
日本最大の総合金融グループ。銀行、信託、証券、カード、リースなど幅広い事業領域を担う。2022年に米地銀を売却、東南アジアに注力。
時価総額
18.9 兆円

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