イオン、20年度の営業収益10兆円目指す デジタル化推進
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イオンが中期計画を発表しています(開示資料がまだ手元にないため、報道ベースでコメントします)。営業収益を10兆円、営業利益を3400億円にするとのことで、スーパーの地域再編、GMSにおける衣料・住居の専門会社化、IT投資を行うと報じられています。
同社の場合、規模を追うことだけではなく収益性・効率性を追う必要が高まっています。GMSの部門子会社設立はその布石の一つと考えられますが、それ以外にもグループ再編(ドラッグ子会社や金融、モール子会社の持分アップ)を進め収益体質を高めながら、重点分野へ十分な資源を傾斜配分できるようにする必要があると考えます。ECの台頭などで勝ち筋の業態がどれなのか不透明ですので、少なくともまずは体力アップではないでしょうか。縮まっていく内需だけで成長を目指すと寡占を生むだけで、日本全体としてはマイナスに寄与してしまうので海外比率を上げてください。外で稼いで中で使うのも企業の社会貢献の1つだと思ってます。成長しても弱小商店や企業をパワーで吸い取るだけでは意味がないです。