広がる「喫煙者不採用」の動き 導入企業は好評価 「差別」の懸念も…
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【人事戦略デザイナーの視点】
私は10年前までは、プカプカとタバコを吸っていた。そして禁煙して10年、一本も吸っていない。
タバコを吸うかどうか、健康問題も含めて完全に本人の自由であるが、あの匂いが苦手な人がいる場所で吸うことに、合理性を主張できる喫煙者はいないだろう。
私もタバコをやめてから、あの匂いにはまったくついていけなくなった。
差別かどうかの判定は、その人の立ち位置によって異なると思う。
吸わない者からしてみれば、匂いの問題、タバコの時間も給料が支払われているという問題、健康保険料に差がないという問題、この3つだけでも十分喫煙者は優遇されていると感じるだろう。
逆に、差別されているのは非喫煙者だと主張できる。
反対に喫煙者は、瞑想時間の確保、リラックス効果、タバコ部屋での情報交換の重要性等を持ち出してくる。
だから、これを規制するのは差別であると。
両方の言い分とも理解できるが、極めて明確な事実は、喫煙者は肉体的にはニコチンの依存性に支配されていること、精神的には喫煙は身体に良いと確信しているように見せているか、あるいはいつか止めたいと思っているのに、精神力が弱くて止められなくて悶々としtいる2極のタイプ分かれているということだ。
いずれにせよ、喫煙者がいなければ悪化しない環境、喫煙者がいることによる労働対価の不公平問題、保険料のコスト負担に差がないことをリストアップすれば、十分合理的な不採用判断基準になると思います。入社後にタバコやめろ圧力をかけるよりもずっと健全だと思います。
ちなみに私はタバコを吸いませんが、会社の安全担当がタバコやめろ圧力の人です。
タバコよりも過度な残業している人をどうにかすることの方が、短期的な健康には余程効果があると思うのですが。
短期的な視点ばかり持ってはいけないんですけどね。