日本が「現金決済」から抜け出せないワケ
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僕が銀行に勤め始めた時、めちゃ印象に残ったこと。
それは、「お金って、お金がかかる」ということ。
現金を扱うと、お店にはこんなコストがかかるのかな?
・準備するコスト
・入出金など、管理するコスト
・盗難・不正を防ぐ、安全に保管するコスト
なんかこう考えるとクレジットカード決済で取られる3,4%の手数料って別に高くはないのかも?!もちろん、現金を扱わないことによる機会損失が大きいとも考えられるので、お店として、全て電子決済に踏み切るのはまだまだハードルが高いんでしょうね。消費者が先かお店が先かという鶏・卵な感じ。
ちなみに、「闇金ウシジマくん29巻」によると、一万円札を作るコストは28円らしい。やや宣伝じみてて申し訳ないですが、請求書での後払いをBtoC,BtoB合わせて、月間で350万件程度行なっています。未払いのリスクも込みで。
多分、日本一後払いに精通していると自負しています。
一方で、今の現金払いや請求書払いには相当無駄が多いと昔から感じています。商習慣を一気に変えるのは難しいので、まずはそのまま飲み込み、そこから理想的な姿に移行していきたいなと考えています。
社会の生産性を上げに行きたいです。つまるところ「誰に、何がよいのか」の話。
お店が決済コストや利便性含めてよいと思うなら、LINE Payなどを導入すればいい。ユーザーがそのほうが楽だと思うなら、それを使えばいい。
でも、全部のユーザーがそれを使っているわけでもないし、便利だと考えているわけでもない。
そういうユーザー含めて対応するために現金もOKとしてもいいし、そのオペレーションコストが高いと思うなら、そういうお客さんは捨てるのも選択肢。
決済手法も、お店も、それぞれ利便性があるかでマーケットは決まる。市場の声はとても正直。