”世界のＹＫＫ”を築き上げたシンプルだが最も難しい行動「土地っ子になれ！」

土地っ子になりつつ、グローバルでのスケールメリットは見ておく、というバランス感覚は非常に重要ですね。どちらかに偏ることが多いなか、時流に合わせてタイムリーに対応しているところが素晴らしいです。

非常に興味深い。
土地っ子になれ、というメッセージもそうだが、それ以上に顧客のグローバル化に合わせた営業体制のグローバル化は電子材料や電子部品でも同じように求められており、やってることは極めて近いと言える。

たとえは、スペックは本社のアメリカが決めるがその工場はタイやインドネシア、ベトナムにあるといったケースは枚挙に暇が無い。同じ質のサポート、違う通貨での共通価格の値段決めなどなど…複雑かつ時差もあるので自然とハードワークになるが今後はこういう活動の出来る会社しかグローバル競争では生き残れないだろう。

郷に入っては郷に従えってやつですね、これ。
中国駐在を3年半やって思ったことは、現地の人にいかに任せられるような仕組み・文化を作るかということ。それはイコール中国という土地にどれだけ自分自身が染まり、理解し、行動に移せるかということだと思う。

日本企業だから日本人が必ずしもTOPをしなければならない理由はない。むしろ現地の人にTOPを任せられるくらいの企業文化を作っていかなければならないと感じた。