ＮＴＴ、漫画海賊版サイト遮断へ…政府要請呼応

漫画村の話はさておき、国が都合の悪いサイトを封鎖できてしまう状況が危険。外から見たら日本も北朝鮮も似たもの。

ぼくはこの動きを知らず驚いています。海賊版サイトの方針を政府決定しましたが、具体策はこれも政府決定にある「協議体」に委ねられると考えていました。先にNTTが動きました。通信・ISPが動いたことでまた場面が変わります。ここからの動きはちょっとぼくにも読めません。

これはまずい前例だと思う。
やるならば法律に基づいて行うべき。
その法律は「言論の自由」との関係でそう簡単に成立しないと思うが、
逆に考えると、それだけ難しい問題だということ。

アドネットワーク会社が違法サイトをネットワークに入れないようにすることで対処するほうが、いいと思う。つまり、収益源をつぶすほうがいい。
もちろんそうすると、日本向けの広告を違法サイトに掲載するのを仲介する海外企業が出てくる可能性もあるが、かれらは広告主へのアクセス力が弱い。

後追いでもこうやって事例が作られ、対策が取られていくのがインターネットビジネスの醍醐味。
事業者側はグレーゾーン（漫画村は完全ブラックですが…）に突っ込んでいっても長期的に見ると良いことないので正々堂々とクリーンな事業作りに邁進しましょう！