データサイエンティストと語る“AI実用”の現実解
コメント
選択しているユーザー
日本を代表するデータサイエンティストのお二人の対談だけに、世の中のAI 過熱ブームにあっても冷静に課題を論じるところは良いですね!
私もビジネスAI の研究者の一人なのですが、今の日本のAI ブームは具体性に欠けていて空論に見えます。
囲碁・将棋等の知能型ロボット/自動運転/医療診断/弁護士代行・・これらは目標が見えていますが今、次々に発生する大企業の経営陣と組織硬直化によるガバナンス/コンプライアンス問題解決へのAI の活用の話題が出ないのが危惧されます。
要はその様なビジネスAI 研究者が実質存在しないのでは・・と気掛かりです。
IT 音痴の日本企業が雪崩を打って凋落して行く中でこそ、企業のビジネスシステムへのAI 活用は不可欠なのですが・・日本はこの分野でも大きく遅れていますね。
*参考記事は次で!<ダイヤモンド社刊「省脳化システムリデザイン」>
http://blog.goo.ne.jp/photo/163138
注目のコメント
データ活用という文脈において、AIの現場活用について対談させていただきました。いかに優れたツールやアプリケーションをもってしても、最終的に現場への導入やシステム化を実現するにはユーザーさんとの深い接点が必要になって来ます。事業のコアな部分に入っていこうとすればするほど現場からの信用を得て行かなくては実現できません。そういう意味で、NTTデータさんとの協業は早くも身を結び始めています。先日弊社の単独イベント、AIエクスペリエンスでお話しいただいた三菱重工航空エンジンさんも、完全に未来を行っていました。
「大人なAI談義」だったな、と。基幹系システムの開発・運用をしている日本最大手のSIerと、国内有数のデータサイエンティスト。ともにシステムやデータの現場を知っているだけに、AIの現実がひしひしと伝わってきました。
「AIは劣化するもの」という言葉は、AIは学習して進化するものというイメージがあったのでなかなか興味深かったです。AIは単なる手段で目的ではない。
オープンソース化されていく中で、目的創造できずにAIを使って計算できるだけの人材はコモディティ化して無価値になっていく。
世の中に価値を提供するためには、ビジネスとAI技術をどう掛け合わせて新しいユーザー体験を創造していくかが肝。
そういった意味でも、ビジネスマンが気軽にAIに交差できる場を提供するDataRobotさんのアプローチは社会的意義が大きいと思います。