21年1月までに非核化達成 米国務長官、期限を明示
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ここへきて具体的な期限が出てきましたね。まあ会談は象徴となる一つのセレモニーであって、あとは実務的に条件出しつつ詰めていくということなのでしょう。
会談で何も具体的に決まらなかったことには落胆しましたが、逆に会談で具体的なものが決まったからといって必ずしもそのとおりにことが運ぶとは限らなかったわけです。
本当の意味での交渉はこれからスタートということなのでしょう。
注目のコメント
北朝鮮側からすれば、「話が違う」と受け取るかもしれません。シンガポールでの両首脳の共同宣言は、(かなり曖昧な表現ですが)「核実験及びミサイル実験の停止」と「米韓軍事演習の中止」が交換条件であるように読めます(そして経済制裁も相当程度緩和される)。「非核化」は努力(コミット)目標としてあげられているだけです。北朝鮮側は、核兵器保有については実質的に黙認されたと受け取ったでしょう。
両首脳の帰国後、ポンペオ国務長官は、「非核化」も交換条件の一部であると言い出しました。非核化を実行するとなると核開発の施設や設備を解体して国外に移設し、ことによると開発に従事した研究者たちも国外に移住しなければなりません。費用は日本や韓国が出すにしても、大変な負担です。何より、北朝鮮政府は、本当に核兵器を手放すつもりはないでしょう。トランプ大統領は、そこまでしなくても、北朝鮮を取り込めると考えているように見えます。ポンペオ国務長官は、(さすがにトランプ大統領の了承を得て言っているのでしょうが)非核化を実行しなければ、北朝鮮の体制保障も経済制裁の解除もない、という主張です。北朝鮮がこの期限を飲むか飲まないかが、北朝鮮がトランプ政権を信頼しているか否かがわかる試金石となるだろう。現政権は、今のところ現任期満了の2021年1月までしかコミットできない。
それより先にしか完全な非核化が達成できないといえば、今のところそれより先までコミットできないトランプ政権を、北朝鮮は欺くことができてしまう。とにかくきっちり仕事をするトランプ。
しっかり踊らされる金さん。
それにしても、本当にトランプの交渉術はすごい。。。実業家が政治家に転身するって、こんなにスピーディーに世界を動かすってことに繋がるんですね。。。
逆に言うと、今までの北をめぐるグダグダ感って何だったんだろう、と言うことがすごく気になりますね。
(ま、そうそう言う風に時間稼ぎをして
得をしていた人たちがいたってことですが。。。)