配車サービス「Uber」（ウーバー）ドライバーの劣悪な労働環境（渡辺妙子） - 週刊金曜日編集部
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劣悪かは別として、昨年ニューヨークでヒアリングをした印象では、イエローキャブドライバーと労働条件に長所短所がそれぞれあるという感じでしたね。市場が同じですから、おさまるところにおさまるのでしょう。その意味ではこのニュースはバイアスがかかっていますね。
私は公共交通機関は鉄道バスのような乗合交通が基本で、これを維持するためにある程度の市場規制は必要だと考えています。英米のコモンキャリアの概念です。タクシーもバスの邪魔にならないように規制を受けていたはずです。かろうじて流しタクシーは準公共扱いを受けていたので、ハイヤーなどは自家用と同じ扱いであったはずです。
バスがマイカーに駆逐されて、いつのまにかタクシー規制が当たり前のように思われていますが、貸切運送ですから、自家用と違いはありません。安全規制はさ重要ですが、自家用も同じですから、他人をのせる場合の運転免許を厳しくして、連続運転免許なども規制すればいいのでしょう。トラックは自家用も営業用も、過積載など同じように取り締まられ、事故も減少しています。自動運転車になれば完全に同じ同じですね。
