Facebookの描くマスタープランーー私たちに馴染みのある「ウェブ」が葬られる？

人々を繋げる、人と企業を繋げる。記事単位の検索ができるようになるといいかも。そうなるとgoogleにとって脅威だね。

Facebookへの投稿が減少しているなど、Facebookの成長を懸念する報道などもあるが、もはやFacebookはその巨大なソーシャルグラフを基にしたプラットフォームとしてのポジションを確立しており、新たなサービスをその上で構築するだけで、他社には真似できない競争力を持つサービスとなる。今後の成長は約束されたようなものであろう。

一方、ここでも何度か言っているが、Facebookの目指すものは、従来のネット企業が目指していたWebサービスではない。Microsoftが90年代半ばに目指していたMSNと同じクローズドなネットワークなのである。技術としては、インターネット技術やWeb技術を使うが、彼らのプラットフォーム上の情報を真の意味でオープンにする気は無い。それが彼らの競争力を支えるものであるし、サービス体験を最高のものにするものであるから。

Google対Facebookというのは、Web対Facebookの代理戦争と言っても良いのではないか。AMPとFacebook Instant Pageの覇権争いにもそれは見てとれる。

さてFacebookを超えるサービスは出てくるのだろうか

自分もFacebookはゆくゆくGoogleを超えると思っています。全ての行動の入り口がFacebookになる世界観。MessengerやInstagramが強化されつつある今、そう遠くない未来。