<就活>インターン先企業に内定した学生2割の現実(毎日新聞)
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文科省は基本的に、大学のインターンシップというのは、教育の一環であり、企業の採用活動とは切り離されたものである、という金科玉条な認識ですが、学生も、大学(大学の担当者レベル)も、企業も、それぞれの思惑でそれぞれのメリットで動いている。とはいえ、企業側にだけ負担を押し付ける感がありありとわかるのは、ホントに心苦しいので、文科省は現実に即した認識にしていただくか、とりあえずクドクドめんどくさいこと言わない、ということでお願いしたいところです。
注目のコメント
「個々の利益を優先するのではなく、広い見地から、将来の我が国を担う若者を育成するために、大学等と産業界の双方が(中略)実効性のある取組を持続的に実施していくことが重要である」
→とありますが、これを本気でやれる会社は日本に数社しかないと思います。メチャメチャお金はかかるわ、人件費かかるわで大変なんですよ。ケチってショボいものを作ると、学生は「ショボい会社だったな」と、売り手市場において致命的な評価をしますし。
インターンは学生が主役というのは賛成です。ただ、企業にとってのメリットがないとサスティナブルではありません。企業にとってのメリットが採用につなげられるということだと思います。
もうホンネとタテマエはやめましょうよ。コメント欄を読んで、つい勘違いしがちなのだけど一般的にインターンではこういった環境・モチベーションで臨んでいる生徒が多いのだろうなということに改めて気付かされました。
この会議についてざっくり議事録見ました。
結局のところ
「大学が所管するキャリア教育の中のインターン」
のまとめでした。
文科省が主導だったので。
インターンってそういうものなんでしょうか???
企業⇔学生の関係を深められるのがインターンであって
企業⇔学生⇔大学の関係性を考えてもしょうがない気が。
そこで出た結論から
政府⇒企業に「お上のお告げ」ができてしまうのが納得いかない。
議事録で興味深かったのは、経団連がインターンシップ規定について言及している所。
「経団連がインターンシップに関する規定を設けたのは,2013年4月入社の方からでありまして,比較的最近でございます。従来は一切そのような規定は設けておりませんでしたが,大学の先生方から,企業の採用活動が早過ぎる,何とかしてほしいという長年にわたる御要請を踏まえて私どもの方で検討させていただいた結果,採用活動の早期化ゆえの学生の就職活動の長期化は防いでいくべきではないかという観点から,早期化をいかに抑えていくのかという趣旨から,それまでは設けてこなかった企業の広報活動の開始という概念を2013年4月入社の方から初めて導入させていただきました。*」
大学の先生、しゃしゃり出ないで欲しいな。
国教の単位認定インターンも無給でレポート書かないといけないし…ミスマッチ感はんぱない。
*インターンシップの推進等に関する調査研究協力者会議(第1回) 議事録
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/076/gijiroku/1376649.htm