国連総会、核兵器禁止決議を採択 日本は反対、17年条約交渉開始
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安倍首相の信念無きご都合主義政治が国際舞台で露呈しましたね!
世界で唯一の被爆国で戦争放棄の憲法を持つ平和国家という看板が泥まみれです!百歩譲って核廃棄は無理で従来の核軍縮の方が現実的という考えがあっても日本は反対もしくは棄権すべきでした!
結局安倍政権は米国の要請を丸呑みし、日本の財界要望にも全力で協力し、更に各省庁とも持ちつ持たれつで彼らの利権聖域を容認する事で米政府/日本財界/官僚が全面バックアップする強力な政権が誕生したのですが、この3者関係でも利害が不一致するテーマをどう調整し政権の公約や主義主張との矛盾を抑え込み更に二枚舌を駆使して国民の不満を軽減する説明を行うと云う離れ業を見事に演じて来た安倍首相の限界が見えます。
今回の反対表明で日本への支持国が減るのは見えていて、これまでは原発推進や憲法改正で軍隊化等のきな臭いニュースにも穏便に対応していた親日国が態度を変え常任理事国でも苦しい展開になるでしょう!
今回も日本のメディアが沈黙し、野党の抗議声明も殆ど掲載されない報道統制に日本国民として呆れるばかりです。
注目のコメント
感情的にならず、5分でいいからググって情報を集めればまともな判断だと分かるのに。
日本は23年間核廃絶の提言をし続けています。ただ、それは核保有国のパワーバランスを考慮に入れた上で、核兵器縮小という形で徐々に行うものであるのに対して、この決議はそれを瞬時に廃絶せよというものです。そんなことしたら国連の決議を耳に入れるわけもない北朝鮮など一部以外全ての「真面目」(=国際法遵守のちつもりがある)国が危険に晒されることになるんですよ。北朝鮮がこれだけ核実験してる横で、国民を危険に晒すことが政府の仕事なのでしょうか。もちろんインパクトは小さいですが日本は正しい判断をしていると思います。
http://asia.nikkei.com/Politics-Economy/International-Relations/U.N.-committee-passes-draft-resolution-on-nuke-abolition-talks国連における核兵器に関する決議は数多く存在する。そのほとんどに、我が国は賛成もしくは棄権してきており、私の知る限りこれまで反対はほとんどなかった。岸田文雄外相は記者会見で「唯一の被爆国としてしっかり主張したい」として、交渉には参加する意向を示したとのことだが、決議に反対して条約交渉に前向きに取り組むというのは矛盾している。
被爆地出身の岸田大臣をもってしても反対となった理由は何か。日露で北方領土交渉を進めるために米国(決議には同じく反対)の機嫌を損ねたくなかったといううがった見方も出ている。パリ協定締結の遅れに続き、安倍政権の外交に疑問符がついた。国会でも質していくことになる。