年金遅らせ 長生きして得 「トンチン年金」受取額多く
日本経済新聞
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何回かKatsuhikoさんがコメントされてきた「トンチン年金」の解説記事。商品性としては長寿リスクへの対応で、早く亡くなると損失が出るが、生きている限りもらえる。当たり前だが、保険はビジネスなので、どういうときに損失が出て、どういうリスクをヘッジできるのかに基づいて、そのニーズが自分にあるかの判断が必要。
富裕層や家賃収入ある層は、長寿しても金融資産が枯渇して日々の生活が貧しくなるのは一定防げるだろう。逆に、元々金融資産がなければ、そもそも保険料を払い込めない。一定の所得があるサラリーマンについて、特に子供が卒業したりで余裕ができたタイミングで、その余裕を長寿に伴うリスクをヘッジしましょうと言って勧誘していくような商品ではないだろうか。長生きリスクに備えるにはやはり配当生活でしょうね。
退職金または運用資産が3000万円あるとして、仮に低ボラ海外高配当ETFであるVWOBとPFFに1500万円ずつ投資したとすると、税込で平均約4%程度の配当が出るので年間120万円、つまり為替の影響はありますが毎月平均10万円くらい一生使える計算になります。
もちろん勉強すれば上手くリスクをとってより高配当なインカム投資も可能になるでしょう。
<追記>
例えばニッセイのトンチン年金の払戻率は89歳で100%(損益分岐点)、100歳で160%弱のようです。仮に100歳で死ぬとしても70歳からの30年で160%ということは年利1.6%程度の運用効率ということになります。年利1.6%以下というと詐欺に近い運用に見えるのは私だけでしょうか。。