FacebookのザッカーバーグCEO、トレンドトピック問題で声明
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ちなみにあまり知られていませんが、過去に、Facebookは意図的にニュースフィードを操作することで、人々の感情のコントロールに成功したという研究結果を発表しています。
こちらの記事に詳しく書かれています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140701/567842/?ST=smart特定記事を排除するような直接的な行為だけでなく、連邦裁で同性婚が認められた際にプロフィール写真をレインボーに変える機能を提供したことをとってしても、ただの「無色透明」のプラットフォームではなく、色の付いたメディアになっているという側面に留意すべきでしょうね。
レインボーの一件をことさら問題視する気はありませんが、そこには当然反対意見もあります。ユーザー主導ではなく運営者側が特定の主義主張を取捨選択して機能提供を通して支持するというのは、それなりに影響があることなのかなと。もはや世界のどの国の人口よりも利用者数は多いわけですし。
プラットフォームがユーザーの耳目を引きやすい極端な論調で満たされぬよう、ある程度の手を加えることはあって然るべきだし、やむを得ないと思います。悪貨は良貨を駆逐します。ただ、規制対象が仮に保守的な記事のみに限定されているのであれば、ちょっとバランス感覚に気をつけなきゃなと思う次第です。
ポータルサイトやニュースサービスのトップ記事の選び方もまた然りですね。